2020/03/23新製品レポート

アスリートの感性を満たす小ぶりヘッド ツアーワールド TR20 440 ドライバー

【ミヤG】 本間ゴルフの新シリーズ「TR20」のドライバーは、ヘッド体積の異なる2モデルが展開されています。今回試打するのは、小ぶりなほうの440ccのモデル。それにしてもデザインがカッコいいですね! 【ツルさん】 光沢のあるブラックにゴールドのアクセントカラーが使われていて、シックながらもラグジュアリー感があるし、文字のデザインなどには若々しさが感じられます。もちろん好みはあると思いますが、非常に細かい部分まで手が込んでいて、きちんとデザインされているのが分かります。けれど、構えてみると極めてオーソドックス。いかにもハードヒッターが叩いていけそうなクラシックな顔つき。このあたりには、本間ゴル...
2020/03/30新製品レポート

打感が心地いいアスリート向け大型ヘッド ツアーワールド TR20 460 ドライバー

【ミヤG】 今回は、本間ゴルフ「TR20」シリーズで展開するヘッド体積460ccの「ツアーワールド TR20 460 ドライバー」です。前回に試打した小ぶりヘッドの440は、自分が打つとトホホな結果でしたので、僕はこの460に期待しています! 【ツルさん】 やはり460のほうは、構えたときの投影面積が大きくて安心感がありますよね。フェースのヒール側にほんの少しだけオフセットが付いているように見えて、球を直線的に打ち出せそうな雰囲気もあります。では、さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 試打クラブのロフト角が10.5度というせいもありますが、こちらのほうが打ちやすく感じました。けれど、やっぱ...
2020/04/06新製品レポート

簡単に飛ばせるモデルの打感が向上! ピン G710 アイアン

【ミヤG】 ヘッドが真っ黒ですよ! この「G710 アイアン」は、ピンのラインアップのなかで、もっともやさしく飛ばせるアイアンとして用意されているモデル。それゆえヘッドサイズは大きいですが、黒いヘッドのおかげで少し引き締まって見えるのがいいですね。ヘッド全体の形状にも違和感がなく、けっこう構えやすいです。 【ツルさん】 この黒いヘッド塗装は「新ハイドロパールステルス仕上げ」と名付けられていて、疎水性と耐久性に優れているそうです。見た目にも高級感があって、いいですよね。スコアラインの面だけがグレーに配色されているのも好印象。ボディと同じようにフェース全面まで黒く塗装されていると、アライメントを取...
2020/04/13新製品レポート

高級感があるユニークな新構造モデル テーラーメイド トラス パター

【ミヤG】 テーラーメイドから一風変わった新形状の「トラス パター」シリーズが登場しました。ブレード型2種類とマレット型2種類の全4モデルが展開されています。 【ツルさん】 シャフトとヘッドをつなぐネック部分の形状が、鉄橋などに使われているトラス(三角形)構造になっているのが商品名の由来だそうです。この独自のデザインによって、インパクト時のヘッドのねじれを80%、抑制する効果があるのだとか。直進性や打感が良くなるそうですよ。 【ミヤG】 試打するモデルは、ブレードタイプの「トラス TB1 トラスヒール パター」とマレットタイプの「トラス TM2 トラスセンター パター」です。 【ツルさん】 変...
2020/04/20新製品レポート

直進性と振りやすさが魅力 プロギア egg エクストリーム ドライバー

【ミヤG】 プロギアのegg(エッグ)シリーズから新登場したのは、“超”が付くほどヘッドを高慣性モーメント化した「egg エクストリーム ドライバー」です。構えてみると、ヘッドが大きくてビックリ! もちろんルール適合の460ccサイズなのですが、ヘッド後方が長くなっていて投影面積が大きいです。 【ツルさん】 軽いカーボン素材を多用して余剰重量を増やし、ヘッド最後方に重いタングステン合金を使うことで、深重心化と高慣性モーメント化が達成されています。コブラの「スピードゾーン エクストリーム」やグローブライドの「オノフ 赤 RD5900」など、こういうヘッド構造のドライバーが相次いで登場していて、今...
2020/05/04新製品レポート

引っかけにくくて飛距離性能が高い ミズノ ST200 ドライバー

【ミヤG】 前回は「ST200X ドライバー」を試打しましたが、今回は兄弟モデルの「ST200 ドライバー」です。構えてみると、こちらはフェースアングルがオープンになっていて、左へのミスを嫌う人が使いやすそうな雰囲気になっています。引っかけグセのある僕にも安心感があります(笑) 【ツルさん】 フェース素材にβチタンを使った「コアテックフェース」や、ミズノ独自の溝構造「ウェーブソール」など、基本的なヘッド構造やテクノロジーは兄弟モデルで同じ。ヘッド形状やシャフト、重心位置の違いなどで性能を変えてあるみたいです。とにかく、まずは打ってみましょう! 【ミヤG】 標準の状態で打ってみると、ぜんぜん球が...
2021/03/15新製品レポート

HS40m/sで高弾道ドローが打ちやすい ミズノ ST-X ドライバー

【ミヤG】 ミズノから「ST」シリーズの新作ドライバーが登場しました。2つのモデルが用意されていて、今回試打する「ST-X ドライバー」は、球のつかまりを良くしたヘッド設計になっているそうです。 【ツルさん】 クラウンだけでなくソールのトウ側にもカーボン素材が使われていて、その余剰重量をヘッド後方・ヒール側のウェイトとして配置しています。重心距離を短めに設定して、ヘッドをターンさせやすいモデルなのでしょう。試打クラブはロフト角10.5度ですが、アドレスするとフェース面がとてもよく見えます。リアルロフトが大きく、簡単に球が上がりやすそうな印象を受けますね。 【ミヤG】 投影面積が大きく、ヘッド全...
2021/05/17新製品レポート

トップクラスの直進性 テーラーメイド SIM2 MAX OS アイアン

【ミヤG】 「SIM2 MAX OS アイアン」は、7番のロフト角が25.5度という、かなりのストロングロフト設定。前回試打した兄弟モデル「SIM2 MAX アイアン」と比べて3度も立っています。これは“ぶっ飛び系”のジャンルですね。 【ツルさん】 OS(オーバーサイズ)と名付けられているだけあって、「SIM2 MAX」よりもトップブレードが厚くてソール幅も広め。グースの度合いも強くなっていて、こちらのモデルのほうが球をつかまえやすそうに見えます。どれぐらい飛ばせるのか、試打計測してみましょう! 【ミヤG】 フェースの弾き感は「SIM2 MAX」よりも強いですね。「パキン!」という打音がして、...
2016/02/18新製品レポート

「ソールの当たり方が心地いい!」ラズルダズル CS-01W ウェッジ

【ミーやん】今回試打するのは、国産のラズルダズル(RAZZLE DAZZLE)という新しいメーカーが作り出したCS-01W ウェッジです。ギア好きのゴルファーの間では、早くも話題になっているらしいですよ。ツルさん、知ってました? 【ツルさん】以前、合同試打会で試打させてもらったことがあります。このCS-01W ウェッジは、ソールの削りの形状に特徴があるんです。このソールが、今までにない新感覚をもたらしてくれるんですよ。 【ミーやん】ヘッドはそれほど小ぶりではなく、ヒール側が少し高め。大きめに見えて安心感があります。ソールは幅広ですが、トゥ側がごっそりと削ぎ落とされていますね。 【ツルさん】観察...
2021/05/24新製品レポート

スピーディーに打ち抜ける中空 スリクソン ZX4 アイアン

【ミヤG】 スリクソンのアイアンに中空構造の「ZX4」が追加発売されました。ヘッドサイズは同シリーズの「ZX5」よりも大きく、トップブレードも少し厚めになっています。グースはそれほど強くないので、アスリート志向のあるゴルファーでも構えやすく感じられそうです。 【ツルさん】 7番のロフト角が28.5度のストロングロフト設定。やさしく飛ばせるジャンルのアイアンだと思いますが、構えてみるとスリクソンらしいすっきり感があります。全体的なヘッドシェイプがキレイですね。 【ミヤG】 う~ん…、装着されているスチールシャフトが僕に合っていないようで、あまりうまく打てませんでした。28.5度というロフト角を考...
2018/03/14新製品レポート

飛び系でも高弾道で止められる ピン G700 アイアン

ミスヒットに強くて、縦の距離も合いやすい 【ミーやん】 数年前から“飛び系”と呼ばれるアイアンが人気ですが、ピンからも飛ばせるアイアンが登場しました。「G700 アイアン」はヘッドが中空構造で、新素材のマレージングC300フェースを採用しているのが特徴です。フェースがたわんで弾いて飛ばせる構造になっています。7番アイアンのロフト角は28度です。 【ツルさん】 大きいヘッドですが、できるだけアイアンらしい形状を保つようにうまくシェイプされて作られています。ほんの少しグースもあって、球をつかまえやすそうな顔をしていますね。 【ミーやん】 打ってみると、打ち出しからよく球が上がります。自分の7番アイ...
2021/05/31新製品レポート

ドライバーが苦手な人でも当たる! キャスコ UFO by パワートルネード DD ドライバー

【ミヤG】 キャスコから変わりダネのドライバー「UFO by パワートルネード DD」が登場しました。クラブ長は43.5インチと短く、ヘッド体積は330ccで形状も独創的。ヘッド後方にハマグリのベロみたいなのが付いています! 【ツルさん】 これは「UFOシリーズ」に新登場したドライバーなんです。もともとUFOは、アイアンからフェアウェイウッドまでがシームレスにつながる設計。その流れで打てるように、このたびドライバーが新たに製作されました。「ユニバーサルウィング」と名付けられたヘッド後方の段差もUFOシリーズの特徴ですね。 【ミヤG】 数値上のヘッドサイズは小さいけれど、シャフトが短く、投影面積...
2014/06/19新製品レポート

「完成度の高さがピカイチの軽量ドラ」本間ゴルフ ベレス S-03 ドライバー

【ミーやん】本間ゴルフは、アスリート向けのツアーワールドが大好評。その影に隠れてしまっていますが、ベレスからも新クラブが登場しています。こちらはアベレージ向けといううか、もっと年齢層の高いゴルファー向けのクラブですね。 【ツルさん】デザインや色使いなどの雰囲気、手にしたときの軽量感から察すると、50代よりも上のゴルファー向け。でも、実際にはコレが40代でも全然いけちゃうクラブなんですよ。 【ミーやん】そうそう、このモデルは『HOT LIST JAPAN 2014』でもシルバー賞を獲得しています。構えてみると、いい顔してますわー。ヘッドの奥行きがあって投影面積が大きく、安心感あるんだけど、ボール...
2018/04/04新製品レポート

アスリートも納得の見た目と先進の飛び テーラーメイド M3 アイアン

出球が高くてボールスピードが速い! 【ミーやん】 テーラーメイドの新しいMシリーズからは、「M3 アイアン」と「M4 アイアン」の2モデルが発売されています。今回試打する「M3 アイアン」は、7番アイアンでロフト角が30.5度。「M4 アイアン」と比べるとヘッドが少し小さく、オフセットも少なくなっています。オーソドックスなヘッド形状で、中上級者に好まれそうな顔つきです。 【ツルさん】 一般的なフォージドアイアンと比べるとトップブレードは厚めですが、本当にオフセットが少ないです。バックフェースのメカニカルなデザインからイメージするよりも、構えてみるとシャープな印象を受けますね。ネック部分を軽量化...
2018/02/28新製品レポート

M3よりオートマチックな性能 テーラーメイド M4 ドライバー

左へのミスを軽減しつつ、まっすぐ飛ばしやすい 【ミーやん】 「M4 ドライバー」は、「M2 ドライバー」の後継となるモデルです。「M3 ドライバー」に搭載されているソール側の移動式ウエイトは省かれていますが、こちらのモデルにもオフセンターヒット時に球の曲がり幅を少なくするツイストフェースが新たに採用されています。 【ツルさん】 「M4」は、ほんの少しヘッド後方のふくらみが大きいですが、アドレスしたときのヘッドの見た目は「M3 460 ドライバー」とほとんど変わらないです。ただし、カーペットのような硬い地面でソールすると、「M4」は「M3 460」よりもフェースが右を向きます。もともとフェースの...
2020/08/03新製品レポート

ラクに振り抜いて飛ばしたいスライサーに プロギア RS プラス ドライバー

【ミヤG】 3つのモデルが展開されている「RS5」シリーズのドライバー。今回試打する「RS プラス ドライバー」は、3モデルのなかでクラブ総重量が294g(シャフト硬さ:SR)と最も軽く、クラブの長さも45.75インチと「RS ドライバー」「RS F ドライバー」よりも0.25インチ長い設定。単純に考えると、いちばんラクに振り抜いて飛ばせそうなモデルですね。 【ツルさん】 「RS」の総重量が304g(シャフト硬さ:SR)なので、それよりも10g軽いドライバーに仕上げられています。ヘッド後方に搭載されている交換式ウェイトは、「RS」が8g、「RS プラス」が5gで3g差。さらに「RS プラス」は...
2020/08/10新製品レポート

究極にやわらかい打感のチタン複合ヘッド プロギア 01 アイアン

【ミヤG】 プロギアから「プロギア IRONs(アイアン)」という新シリーズが登場しました。ことし展開されている「RS5」シリーズの一員としてではなく、今後はアイアンを独自シリーズで展開していくようです。 【ツルさん】 ドライバーを毎年のように頻繁に買い替える人でも、アイアンは5年ぐらい同じモデルを使い続ける場合が多いんですよね。結果的にキャディバッグ内のウッドとアイアンのモデルイヤーが変わってしまう。そういう違和感をなくすためにも、アイアン用に別ブランドを立ち上げたのはスマートな展開だと思います。使い手としても、古さや感じずに使い続けられるメリットがあります(笑) 【ミヤG】 この「01 ア...