2024/04/17シェブロン選手権
旬のセットアップは青一択
FASHION
石川遼
Ryo Ishikawa(32)
生年月日 | 1991/09/17 | プロ転向 | 2008年 |
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出身地 | 埼玉県松伏町 | 身長/体重 | 175cm/75kg |
国籍 | 日本 | 出身校 | 東京・杉並学院高 |
通算勝利 | 日本 18勝 (国内メジャー 3勝) |
石川遼選手のスイングは11年前、1996年秋にプロデビューしたタイガー・ウッズを思い出すような迫力あふれる勢いでクラブを振りぬいている。まだまだ荒削りの部分もあるがポテンシャル(潜在能力)の高さはまるで磨かれていない光る原石(ダイヤモンド)のようだ。土台となるスタンスは肩よりも1.5倍と広めにセット。恵まれた手の長さと体の柔らかさを生かし大きなアーク(弧)を描くようにバックスイングを行っている。 右腰を切り上げて右股関節に体幹(軸)を乗せている(4コマ目)ポジションから早めに股関節移動を左に移動させて上半身と下半身の捻転の差を最大にしている(→5コマ目→6コマ目)。この左軸への乗り切りはトッププロも羨ましがるような美しい流れがある。このスイングは飛距離を最優先するようにアッパーブローでボールを捕らえてハイドローを狙っているのが感じされる。若干クラブヘッドを振り遅れてしまった分フォローでの右手の返しが強い(8コマ目)。パターを除く13本のうち一番練習量の多いクラブでスイングのタイプが築かれてくるが石川選手にはミドルアイアンの練習も大事にしてバランス良くいろいろなクラブをしっかり練習して欲しい。ドライバーのシャフトは軽量タイプではなく、少し重めのシャフトのほうがスイング中クラブフェースの向きを感じ易く、大振りは少なくなるだろう。まだ15歳ということでもっともっと可能性を秘めた大きいスケールでのゴルフを目指して欲しいという意見が主流となるがきれいな芝生からアイアンショットやアプローチの練習できる環境があれば更に磨きがかかるであろう。 アンディー和田