マキロイが「全英」前哨戦を制す 3人に最後の全英切符

◇欧米共催◇ジェネシス スコットランドオープン 最終日（16日）◇ルネサンスクラブ（スコットランド）◇7237yd（パー70）

単独首位からスタートしたロリー・マキロイ（北アイルランド）が6バーディ、4ボギーの「68」で通算15アンダーとし、次週に控えるメジャー「全英オープン」の前哨戦を制した。1打ビハインドで迎えた後半17番（パー3）から2連続バーディを奪い、クラブハウスリーダーのロバート・マッキンタイア（スコットランド）を逆転。メジャーに向けて弾みをつけ、自身が制した2014年大会以来の開催となるロイヤルリバプール（イングランド）へ乗り込む。

PGAツアーでは昨年10月「ザ・CJカップ」以来となる通算24勝目。欧州ツアーは1月「ドバイ デザートクラシック」に続く通算16勝目で、いずれも今季2勝目となる。

通算14アンダーの2位に惜しくも母国タイトルを逃したマッキンタイア。通算10アンダーの3位に世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、アン・ビョンフン（韓国）、デービッド・リングマース（スウェーデン）。通算9アンダーの6位にトム・キム（韓国）、トミー・フリートウッド（イングランド）、ニコライ・ホイゴー（デンマーク）ら5人が続いた。

有資格者を除く上位3人に付与される全英オープン出場権のラスト3枠は、アン、リングマース、ホイゴーが獲得した。