ウィンダム・クラークがメジャー初優勝 永野竜太郎20位 松山英樹32位
◇メジャー第3戦◇全米オープン 最終日(18日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)
首位スタートのウィンダム・クラークがメジャー初優勝を飾った。10アンダーから4バーディ、4ボギーの「72」で回り、通算10アンダー。ロリー・マキロイ(北アイルランド)を1打差で振り切った。
コロラド州デンバー出身の29歳。オレゴン大卒業後、下部ツアーを経て2018年からPGAツアーを主戦場にした。ことし5月の「ウェルズファーゴ選手権」で初優勝。これまで出場したメジャーでの最高成績は21年「全米プロ」での75位で、3回目の出場となった全米オープンは昨年まで2年連続で予選落ちしていた。
3位スタートのマキロイも「72」で9アンダー2位。14年「全米プロ」以来となる悲願のメジャー5勝目にあと一歩が届かなかった。
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが通算7アンダーの3位。通算6アンダーの4位にキャメロン・スミス(オーストラリア)が続いた。
クラークと同じ首位から出たリッキー・ファウラーは「75」で通算5アンダー。38位から「63」をマークしたトミー・フリートウッド(イングランド)、ミンウ・リー(オーストラリア)と並ぶ5位に終わった。
出場した4人すべてが決勝ラウンドに進んだ日本勢はスコアを落とした。初参戦の永野竜太郎は4アンダー8位から1バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「75」で通算1オーバーの20位。2アンダー12位スタートの松山英樹も「75」、2バーディ、2ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーで通算3オーバー32位に後退した。
桂川有人は4バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「74」で9オーバー58位。石川遼は10オーバー65位から3バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「74」で回り、14オーバー63位で72ホールを終えた。