世界1位シェフラーが連覇へ2連勝 松山英樹は黒星

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー 2日目（23日）◇オースティンCC（テキサス州）◇7108yd（パー71）

4人1組の総当たりによるグループステージ2日目が行われ、昨年大会優勝の世界ランキング1位スコッティ・シェフラーはアレックス・ノレン（スウェーデン）に5＆4で快勝。2連勝でグループステージ突破に前進した。

前日リッキー・ファウラーに敗れた世界ランク2位のジョン・ラーム（スペイン）はキース・ミッチェルを4＆3で破って今大会初勝利。ファウラーは2021年大会優勝のビリー・ホーシェルに3＆2で敗れ、同組は混戦模様となっている。

世界ランク3位のロリー・マキロイ（北アイルランド）はデニー・マッカーシーを相手に一時3ダウンと追い込まれながら逆転勝ち。375ydのパー4となる最終18番は圧巻の1オンから2アップとして2連勝を決めた。

初日にケビン・キズナーを破った松山英樹はジャスティン・サーに3＆1で敗れた。グループステージ突破に向けては、キズナーを3＆2で退けて2連勝のマックス・ホマとの対決に勝利してサドンデスのプレーオフに持ち込むことが条件となった。

世界ランク上位勢の多くが順当に白星を重ねるなか、8位のウィル・ザラトリスはハリス・イングリッシュに5＆3で大敗。9位のビクトル・ホブラン（ノルウェー）もキム・シウー（韓国）に4＆3で敗れ、ともに2連敗でグループステージ敗退が決まった。

ツアー唯一のマッチプレー競技は勝利で1ptを獲得、引き分けで0.5ptを分け合い、3試合を終えた各組1位の16人が25日（土）からの決勝トーナメントに進出する。