2021年 バラクーダ選手権

レギュラーシーズン残り2週 小平智がツアー唯一のポイント積み上げ方式に参戦

2021/08/04 18:12
小平智が生き残りをかける※写真は2021年「バーバゾル選手権」(Andy Lyons/Getty Images)

◇米国男子◇バラクーダ選手権 事前情報◇タホマウンテンクラブ(カリフォルニア州)◇7425yd(パー71)

バーディでプラス2pt、ボギーでマイナス1ptなど、スコアによって異なるポイントを積み上げて争う「ステーブルフォード方式」で行われるツアー唯一の大会が5日(木)に開幕する。

「WGCフェデックスセントジュード招待」の“裏開催”となるこの試合を含め、レギュラーシーズンも残り2週。現在プレーオフに進出できるボーダーラインのフェデックスカップランキング125位にいるのはリッキー・ファウラー。そのファウラーは出場しないが、124位ネイト・ラシェリー、126位パトリック・ロジャースらがポイント獲得を狙う。

151位の小平智にとっても生き残りをかけた正念場。ひとつの目安となるファウラーとの差は121pt。優勝300ptに設定されている今大会は2位165pt、3位105ptとなっており、初出場から少しでも上位を狙っていきたい。

前年覇者リッチー・ウェレンスキ、過去2年連続2位のトロイ・メリットに加え、ゲーリー・ウッドランドマット・クーチャーら実力者も参戦。推薦出場のジョン・パクはフロリダ州立大でジャック・ニクラス賞、フレッド・ハスキンス賞、ベン・ホーガン賞といった栄誉を総なめにした元トップアマ。6月のプロデビューから5試合連続予選落ちと結果を残せていない中でポテンシャルを示せるか。

ミト・ペレイラ(チリ)、ラファエル・カンポス(プエルトリコ)、トーマス・ピータース(ベルギー)は「東京五輪」からの連戦となる。

<主な出場予定選手>
リッチー・ウェレンスキジョン・デーリールーク・ドナルドパドレイグ・ハリントン小平智マット・クーチャーミト・ペレイラトーマス・ピータースゲーリー・ウッドランド

(※)ポイント配分
・アルバトロス/8ポイント
・イーグル/5ポイント
・バーディ/2ポイント
・パー/0ポイント
・ボギー/-1ポイント
・ダブルボギー以下/-3ポイント

2021年 バラクーダ選手権