2021年 マスターズ

松山英樹がマスターズ優勝 日本人初のメジャー制覇

2021/04/12 08:03
悲願のマスターズ初制覇を果たした松山英樹(Jared C. Tilton/Getty Images)

◇メジャー第3戦◇マスターズ 最終日(11日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7475yd(パー72)

松山英樹が日本人として初のメジャー制覇を遂げた。4打差の首位で出た「マスターズ」最終日を4バーディ、5ボギーの「73」でプレーし、通算10アンダーとして 1打差で逃げ切った。

2011年に初出場でローアマチュアを獲得してから、10回目の挑戦で悲願のグリーンジャケットを手にした。アジア勢のメジャー優勝は2009年「全米プロ選手権」のY.E.ヤン(韓国)以来2人目で、マスターズでの達成は初めて。

松山は愛媛県出身の29歳。2013年にプロ転向して14年から米ツアーに本格参戦し、同年の「ザ・メモリアルトーナメント」で初優勝した。17年8月の「WGCブリヂストン招待」で5勝目を飾ってから3シーズンは勝利がなく、3年8カ月5日(1344日)ぶりの6勝目となった。

マスターズの日本勢の最高位はこれまで、2009年の片山晋呉の4位だった。

松山は大会初日を「69」として、首位と4打差の2位で発進。2日目は「71」で6位に後退したが、3日目に「65」をマークして後続に4打差の首位に抜け出していた。

ウィル・ザラトリスが通算9アンダー2位。

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