2021年 AT&Tペブルビーチプロアマ

スピース3打差4位の好発進 小平智とミケルソンは出遅れ

2021/02/12 08:36
地元カリフォルニアのパトリック・カントレーが首位発進(Steph Chambers/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 初日(11日)◇ペブルビーチGL(7051yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもパー72、カリフォルニア州)

コロナ禍で大会史上初めてプロのみの戦いとなる伝統の一戦は、全選手が2つのコースをプレーする予選ラウンドがスタート。メインのペブルビーチGL(PB)を回った選手が上位に並んだ。

地元カリフォルニア出身のパトリック・カントレーがボギーなしの10バーディ「62」をマーク。出場選手で最上位の世界ランキング11位、ポイントレース3位という看板通りのロケットスタートを見せ、単独首位に立った。

19歳のレフティ、アクシェイ・バティアヘンリック・ノルランデル(スウェーデン)とともに2打差2位。前週4位と復活の気配を漂わせたジョーダン・スピースも7アンダー4位と4年前に優勝した舞台で、上々の滑り出しを決めた。

スパイグラスヒルGC(SH)では、6アンダー6位につけたウィル・ゴードンの「66」がベストスコアだった。

リッキー・ファウラーはPBでイーブンパー75位と巻き返しが必要なポジション。

2021年初戦から5連戦となる小平智はSHを4バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「74」でプレー。同じくSHで苦戦した大会5勝のフィル・ミケルソンと並ぶ2オーバー118位。

黒人選手らマイノリティのゴルファーによるミニツアーで活躍し、主催者推薦で出場したカマイユー・ジョンソンはSHで「81」をたたき、最下位の156位とほろ苦いPGAツアーデビューとなった。

2021年 AT&Tペブルビーチプロアマ