2019年 WGC HSBCチャンピオンズ

マキロイが今季初勝利 シャウフェレとのPO制す 松山英樹は11位

2019/11/03 16:50
マキロイが早くも今季1勝目.(Matthew Lewis/Getty Images)

◇世界選手権シリーズ◇WGC HSBCチャンピオンズ 最終日(3日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7264yd(パー72)

ロリー・マキロイ(北アイルランド)が早くも今季初勝利を挙げた。単独首位から「68」で回り、通算19アンダー。「66」をマークしてトップで並んだ前年覇者のザンダー・シャウフェレをプレーオフ1ホール目で破った。

昨季最終戦の「ツアー選手権」以来となるツアー通算18勝目は、10月に開幕した2019-20年シーズンの初タイトル。世界選手権シリーズは3勝目。

正規の最終ホールでシャウフェレがバーディを獲ったのに対し、マキロイはパーでフィニッシュ。土壇場で追いつかれ、プレーオフは同じ18番。1Wでフェアウェイをとらえると、残り233ydで4Iを握った。「良いスイングをすれば、左からの風が(グリーン)右サイドのピンまで運んでくれるはずだ」と言い聞かせ、見事2オンに成功。2パットでバーディを決め、4日間73ホールを同組でプレーした相手を退けた。

中国での勝利は2011年の欧州ツアー「上海マスターズ」以来8年ぶり。2019年は昨季となる「ザ・プレーヤーズ」、「RBCカナディアンオープン」、「ツアー選手権」に続く4勝目となった。

「1年に4回も勝てるのは素晴らしいこと。でもそれ以上に、毎週チャンスのあるところでプレーできていることが大きい。先週の日本(3位で終えたZOZOチャンピオンシップ)でも良いフィニッシュができる材料を週末に見つけられたんだ」。世界ランキングは2位で、トップのブルックス・ケプカとの争いはより熾烈になる。今月末の欧州ツアー最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」が2019年最後のゲームとなりそう。「2020年に向けて、年末まで良いプレーをしたい」と力を込めた。

ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が通算17アンダーの3位に入った。松山英樹は4連続を含む7バーディ、1ダブルボギーの「67」とし、通算11アンダーの11位タイで終えた。

川村昌弘は通算7アンダーの22位。浅地洋佑はこの日のフィールドベストスコア「65」を記録して通算2アンダーの38位。堀川未来夢は1オーバーの49位、石川遼は7オーバーの67位となった。

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