プレーオフ初戦 ウッズ、松山英樹は最終戦進出を見据えティオフ
◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 事前情報◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7370yd(パー71)
2018-19年シーズンは全3試合のフェデックスカッププレーオフシリーズに入る。第1戦は前週までのレギュラーツアーを終え、ポイントランキング上位125位までの選手が出場権を保持。今大会を終えて上位70人がエントリーできる次週の第2戦「BMW選手権」(イリノイ州メダイナCC)参戦をかけて4日間大会(予選カットあり)を戦う。
今季から1試合減り、総額6000万ドル(約63億9480万円)のボーナスを奪い合うシリーズでは、順位に応じて通常のスポンサー大会の4倍のポイントが付与される。30人が出場の最終戦(第3戦)「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)は、第2戦までのランキング順でストロークハンデを設け、1500万ドル(約15億9870万円)がかかる年間王者のタイトルが争われる。
ことしの会場であるリバティーナショナルGCはコースから自由の女神が望めることでも有名で、ツアー開催はアダム・スコット(オーストラリア)が優勝した前身の2013年「ザ・バークレイズ」以来となる。17年には米国と世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」が開催された。ブライソン・デシャンボーは同州リッジウッドCCでの前年大会からの連覇を狙う。
ポイントランクでトップを走るブルックス・ケプカ以下、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、マット・クーチャーらは2週前の「WGCフェデックスセントジュード招待」から1週のオフを挟んでエントリー。「全英オープン」以来3週ぶりの出場となるタイガー・ウッズはポイントランク28位でポストシーズンに入った。
日本勢は松山英樹が本格参戦初年度の2014年から6年連続でプレーオフシリーズに進出した。前週の「ウィンダム選手権」で今季2度目の予選落ちを喫し、ポイントランクは30位。最終戦出場をかけて気の抜けない戦いが続く。
〈主な出場予定選手〉
ブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ、ロリー・マキロイ、マット・クーチャー、ザンダー・シャウフェレ、ゲーリー・ウッドランド、パトリック・カントレー、ダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマス、タイガー・ウッズ、松山英樹