2019年 ザ・ノーザントラスト

プレーオフ初戦 ウッズ、松山英樹は最終戦進出を見据えティオフ

2019/08/07 06:39
昨年はデシャンボーがプレーオフ初戦を制覇。シーズンはいよいよ大詰めを迎える

◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 事前情報◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7370yd(パー71)

2018-19年シーズンは全3試合のフェデックスカッププレーオフシリーズに入る。第1戦は前週までのレギュラーツアーを終え、ポイントランキング上位125位までの選手が出場権を保持。今大会を終えて上位70人がエントリーできる次週の第2戦「BMW選手権」(イリノイ州メダイナCC)参戦をかけて4日間大会(予選カットあり)を戦う。

今季から1試合減り、総額6000万ドル(約63億9480万円)のボーナスを奪い合うシリーズでは、順位に応じて通常のスポンサー大会の4倍のポイントが付与される。30人が出場の最終戦(第3戦)「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)は、第2戦までのランキング順でストロークハンデを設け、1500万ドル(約15億9870万円)がかかる年間王者のタイトルが争われる。

ことしの会場であるリバティーナショナルGCはコースから自由の女神が望めることでも有名で、ツアー開催はアダム・スコット(オーストラリア)が優勝した前身の2013年「ザ・バークレイズ」以来となる。17年には米国と世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」が開催された。ブライソン・デシャンボーは同州リッジウッドCCでの前年大会からの連覇を狙う。

ポイントランクでトップを走るブルックス・ケプカ以下、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、マット・クーチャーらは2週前の「WGCフェデックスセントジュード招待」から1週のオフを挟んでエントリー。「全英オープン」以来3週ぶりの出場となるタイガー・ウッズはポイントランク28位でポストシーズンに入った。

日本勢は松山英樹が本格参戦初年度の2014年から6年連続でプレーオフシリーズに進出した。前週の「ウィンダム選手権」で今季2度目の予選落ちを喫し、ポイントランクは30位。最終戦出場をかけて気の抜けない戦いが続く。

〈主な出場予定選手〉
ブライソン・デシャンボーブルックス・ケプカロリー・マキロイマット・クーチャーザンダー・シャウフェレゲーリー・ウッドランドパトリック・カントレーダスティン・ジョンソンリッキー・ファウラージャスティン・トーマスタイガー・ウッズ松山英樹

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