A.キムが混戦を抜け出し、今季2勝目！

メリーランド州にあるコングレッショナルCCで開催されている、米国男子ツアー第27戦「AT＆Tナショナル」の最終日。上位陣が伸び悩む中、アンソニー・キムが逆転優勝を飾っている。

6位タイからスタートしたキム。スタートホールでバーディを奪った後、7番、そして、前半上がりホールでもバーディをマークし、後半へ。その後半も、他の上位陣が苦しむ中、立ち上がりの10番でバーディを奪うと、16番でもスコアを伸ばし通算12アンダー。抜群の安定感を見せたキムが、逆転で今季2勝目を手に入れた。

11位タイからスタートしたフレドリック・ヤコブソン（スウェーデン）は、3番でダブルボギーを叩いた後、7番から連続バーディ。後半12番でバーディを決めた後、14番から4連続バーディをマークし通算10アンダー、単独2位でフィニッシュ。3番でのミスが悔やまれる結果となった。

通算9アンダーの3位タイには、ロバート・アレンビー、ロッド・パンプリングのオーストラリア勢に、ジム・フューリックらを加えた6人が並んでフィニッシュ。単独首位からスタートしたトム・パーニスJr.は、2つのダブルボギーを叩くなど崩れ、通算8アンダーの9位タイで大会を終えている。