2016年 ライダーカップ

米国選抜が8年ぶり勝利 欧州を6ポイント差で圧倒

2016/10/03 08:01
米国選抜が8年ぶりの優勝。チーム全員で勝利の美酒に酔いしれた(Streeter Lecka/Getty Images)

◇米国選抜VS欧州選抜◇ライダーカップ 最終日(2日)◇ヘーゼルティンナショナルGC(ミネソタ州)◇7628yd(パー72)

米国が2008年以来の4大会ぶりとなる勝利を収めた。欧州に3ポイントのリードを保って迎えた最終日のシングルス戦を7勝4敗1分けとし、ポイント差を6に広げて通算成績17対11で圧勝した。

初戦のパトリック・リードロリー・マキロイ(北アイルランド)は激戦となったが、リードが1UPで逃げ切り、米国が1ポイントを加算した。第2戦でヘンリック・ステンソン(スウェーデン)はジョーダン・スピース、第3戦でトーマス・ピータース(ベルギー)はJ.B.ホームズにいずれも3&2(2ホールを残して3UP)で勝ち、欧州が盛り返した。

第4戦はリッキー・ファウラージャスティン・ローズ(イングランド)を1UPで破った。第5戦はラファ・カブレラベロー(スペイン)がジミー・ウォーカーを3&2で下す。互いにバーディを奪い合う激戦となったフィル・ミケルソンセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、引き分けた。

勝負が決したのは第7戦。キャプテン推薦の最後の1枠でメンバーに選ばれたライアン・ムーアが、イーグルとした16番からの上がり3ホールを奪ってリー・ウェストウッド(イングランド)に逆転勝利。米国が通算成績を15対10として、プレー中の残りのマッチを待たず、勝利を決めた。

41回大会を終え、米国26勝、欧州13勝(引き分け2回)となった。

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