マキロイが6打差逆転で今季米初勝利!松山英樹は15位フィニッシュ
2016/09/06 05:29
◇米国男子プレーオフ第2戦◇ドイツバンク選手権 最終日◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇パー71(7214yd)
米国北東部に停滞した熱帯低気圧による強風をものともせず、ロリー・マキロイ(北アイルランド)が鮮やかな逆転劇を見せた。首位に6打差の9アンダーの7位タイから出ると、7番(パー5)からの3連続を含む7バーディ(1ボギー)の「65」をマーク。通算15アンダーとして優勝した。
マキロイは今季、欧州ツアーで1勝をマーク。米ツアーではシーズン初勝利、通算12勝目を飾った。フェデックスカップポイントランキングは38位から4位に急浮上。初の年間王者のタイトル獲得へ態勢を整えた。
後続に3打のリードを持って単独首位から出たポール・ケーシー(イングランド)は、スコアと2つ落として通算13アンダーの2位。ジミー・ウォーカーが12アンダーの3位に続いた。「65」で回ったアダム・スコット(オーストラリア)が通算11アンダーとし、23位タイから4位に順位を上げてフィニッシュした。
7アンダーの20位タイから出た松山英樹は3バーディ、2ボギーの「70」。4日間いずれもアンダーパーでまとめ、ジェイソン・デイ(オーストラリア)らと並ぶ通算8アンダーの15位タイとした。
今大会を終えてポイントランキング上位70人が8日(木)開幕のプレーオフ第3戦「BMW選手権」の出場権を獲得。松山は同大会の結果を待たずして、ランキング30位以内の選手による最終戦「ツアー選手権」への出場権を獲得した。