松山英樹が挑む“第5のメジャー” スピースはマスターズからの復帰戦
米国男子ツアーの「ザ・プレーヤーズ選手権」は12日(木)からフロリダ州のTPCソーグラスで開催される。ツアーが本部を置く総本山のコースで行われるフラッグシップトーナメント。優勝者に賞金189万ドル(約2億円)、フェデックスカップポイント600点、そして5年間のシード権が用意された4大メジャーに次ぐ“第5のメジャー”の火蓋が切られる。
ディフェンディングチャンピオンはリッキー・ファウラー。前年大会は72ホールを終えて通算12アンダーで並んだセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ケビン・キスナーとの三つ巴のプレーオフを制した。最後は名物ホール、17番(パー3)の浮島グリーンでガッツポーズ。米スポーツ誌による選手アンケートで「最も過大評価されている選手」と揶揄された直後のビッグタイトル獲得だった。
4月の「マスターズ」を制したダニー・ウィレット(イングランド)が米ツアーメンバーに登録後、初めて試合に出場。逆転負けを喫したジョーダン・スピースも失意のメジャーからの復帰戦となる。
世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)をはじめとした上位陣もそろって参戦。前週の「ウェルズファーゴ選手権」に続く出場となる松山英樹は、2014年に23位、15年大会は初日に首位タイで滑り出したが、17位タイでフィニッシュした。今大会でも前評判は高く、ツアーの優勝予想番付では5位にランク付けされている。
<主な出場予定選手>
リッキー・ファウラー、ジェイソン・デイ、セルヒオ・ガルシア、ブランデン・グレース、ダスティン・ジョンソン、ザック・ジョンソン、マルティン・カイマー、ダニー・リー、松山英樹、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、パトリック・リード、ジャスティン・ローズ、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、ヘンリック・ステンソン、バッバ・ワトソン、ダニー・ウィレット