雷雲中断 ジェイソン・デイは、あと1打で「59」 松山暫定55位
◇米国男子◇BMW選手権 初日◇コンウェイファームズGC(イリノイ州)◇7352ヤード(パー71)
この男の勢いは止まりそうにない。シカゴ郊外にあるコンウェイファームズGCで開幕したプレーオフ第3戦「BMW選手権」初日、雷雲接近のためにサスペンデッドとなったが、17ホールを終えたジェイソン・デイ(オーストラリア)が10アンダーで暫定首位。プレーオフ初戦を制し、フェデックスカップランキングで首位に立つデイが、今週も飛び出した。
最終9番のティショットを打ち終えたデイが、明日7時半に再開されるこの2打目を直接カップに放り込めば、米ツアー史上最少ストロークタイとなるマジックナンバー「59」の達成となる。
6アンダーの2位に続くのは、「65」でホールアウトしたダニエル・バーガー。5アンダーの3位に、18ホールを終えたブレンドン・トッドと、2番(パー3)でホールインワンを達成したジョーダン・スピース(17ホール終了)、ケビン・チャッペル(16ホール終了)、ジャスティン・トーマス(13ホール終了)の4人がつけている。
日本勢として唯一出場している松山英樹は、12ホールを終えて2ボギーの2オーバー。暫定55位と苦しい立ち上がりとなっている。また、ディフェンディングチャンピオンのビリー・ホーシェルは、12ホールを終えて3オーバーの61位としている。
<追記>
第1ラウンドは大会2日目の現地時間7時30分に再開。米ツアー史上最少ストロークタイの「59」が懸かるデイの第2打はカップに届かず、2オン2パットのパーでホールアウト。10アンダーで単独首位に立った。
6ホールの未消化ホールを残して2オーバーで出た松山は、再開後2バーディ、1ボギーのトータル「72」(パー71)でプレーして、1オーバー50位で第2ラウンドに突入する。