昨年6位の松山英樹ら日本勢が最古のメジャー「全英オープン」に挑む
海外男子メジャー今季第3戦「全英オープン」が、7月17日(木)から20日(日)までの4日間、イングランドのロイヤルリバプールで開催される。昨年はスコットランドのミュアフィールドで行われ、フィル・ミケルソンが4日間唯一のアンダーパー、3アンダーをマークして初のクラレットジャグ(優勝トロフィ)を勝ち取った。
ロイヤルリバプールで行われるのは2006年大会以来。前回は通算18アンダーをマークしたタイガー・ウッズが自身11度目のメジャータイトルを掴んだ。タイガーはその後もタイトルを積み重ね08年の「全米オープン」で14勝目を果たしたが、以来6年間メジャー勝利から遠ざかっている。
今年3月に腰の手術を行い、6月末には「クイッケンローンズ・ナショナル」で復帰を果たしたが予選落ち。今大会には出場を表明しているが、8年前のような強さを見せることはできるか。
そして、昨年初出場で6位に食い込んだ松山英樹が、米ツアー優勝者として「全英」の舞台に戻ってくる。現在ワールドランキングは15位、今大会でも注目選手の1人に挙げられる存在だ。
日本勢は松山のほか、石川遼、小林正則、岩田寛、塚田好宣、近藤共弘、小田孔明、宮里優作の8人が出場。石川は2週間前の国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で2シーズンぶりの国内制覇を遂げ、ウェイティング1番目(7日時点の世界ランク76位)に浮上してからの滑り込みで、2年ぶり5回目の「全英」へ。自身の海外メジャー今季初戦に臨む。
【主な出場予定選手】
P.ミケルソン、T.ウッズ、A.スコット、H.ステンソン、B.ワトソン、M.クーチャー、J.デイ、J.ローズ、R.マキロイ、S.ガルシア、J.スピース、松山英樹、石川遼、小林正則、岩田寛、塚田好宣、近藤共弘、小田孔明、宮里優作