J.パーネビックが逃げ切って優勝。横尾要が大躍進の7位タイでフィニッシュ。
2001/03/12 09:00
ホンダクラシック最終日。日本人でただ一人参戦している横尾要が大爆発した。これまでの横尾は決勝ラウンドに残っても、最終日に順位を下げることが多かった。今回も2週連続で予選を突破したが、3日目を終わって45位に低迷していた。しかし、この日は出足の1番ホールでバーディを奪うと前半でスコアを3つ伸ばし、後半には連続バーディを2回出すなど最終日のベストスコア65をたたき出し、米ツアーでの自身最高順位に並ぶ7位タイまで順位を上げた。
優勝争いは3日間首位を守りつづけたJ.パーネビックとG.オギルビーの競り合いに、M.カルカベッキアが追いすがる形となった。
後半に入って一時はトップを奪ったオギルビーだが、勝負どころの16番パー5で2打目を大きく右に曲げてしまった。ハザード内から打ったボールが、またしてもハザードへ。かろうじてパーはセーブしたが、17アンダーで2位タイに終わった。
最終組でパーネビックと回ったM.カルカベッキアは、じわじわスコアを伸ばし最終18番までパーネビックを苦しめた。パーネビックがパーパットを外したため、カルカベッキアがパーセーブをすればプレーオフという状況まで行ったが、わずかに外してしまった。