2013年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

M.クーチャーが初優勝!H.メイハン連覇を逃す

2013/02/25 08:30
M.クーチャーが終始安定感を見せ、初のWGCタイトルを獲得!(Andy Lyons/Getty Images)

◇世界ゴルフ選手権◇WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 最終日◇リッツカールトンGC(アリゾナ州)◇7791ヤード(パー72)

初日が降雪のためにサスペンデッドになったため、大会の進行スケジュールは1日ずつ遅れ、最終日に準決勝2試合と決勝戦、3位決定戦が行われた。準決勝で勝利を収めたのは大会連覇を狙うハンター・メイハンと初優勝を狙うマット・クーチャーの2人。ともに4アンド3で勝ち上がった。

注目の決勝戦は4番でボギーをたたいたメイハンに対し、クーチャーがパーセーブで1アップ。5番、6番とアプローチ、パッティングで苦戦するメイハンとは対照的にクーチャーは絶妙なアプローチで3アップとリードをひろげた。

後半に入り、メイハンも意地を見せる。14番では右からの強風を読み切りピン1mにつけてバーディを奪い、打ち下ろしの16番パー3は着実に1オン。ティショットがグリーンを大きくオーバーしボギーをたたいたクーチャーのリードは1つとなった。しかし、アップドーミーホールとなった17番でメイハンは、フェアウェイバンカーからの2打目をミス。このホールの負けを認め、クーチャーが2&1で初のWGCタイトルを獲得、ツアー通算5勝目をマークした。

3位決定戦は準決勝でメイハンに敗れた2010年大会覇者のイアン・ポールター(イングランド)と、過去3回出場し3回戦進出が最高だったジェイソン・デイ(オーストラリア)の2人。4番で2アップとしたポールターに対し、7番から3連続でポイントを奪ったデイが試合を優位に進めた。3アップで迎えた16番、17番と連続してポールターに奪われるが、最終18番でパーセーブをしたデイが1アップで逃げ切った。

2013年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権