初優勝か、それともベテランの久しぶりに優勝か!?
2002/08/21 09:00
米国男子ツアー「レノ・タホ・オープン」が、8月22日(木)から25日(日)まで、ネバダ州のモントレックスゴルフ&カントリークラブで開催される。この大会は、1999年から開始された世界ゴルフ選手権NECインビテーショナルとスケジュールが重なるため、トップレベルの選手が少ない大会となってしまった。
そして今年は、招待選手の枠が広がり、ワールドゴルフランキング50位以内のほとんどの選手がNECに流れてしまった。昨年この大会に優勝したジョン・クックもディフェンディングチャンピオンという立場を捨て、招待試合に行ってしまったのだ。
そうなると、今週の試合は若手や優勝争いから遠ざかっているベテラン選手のチャンスの場となる。今週の日本勢は、田中秀道と横尾要が出場する。来シーズンのシード権獲得を決定づけるには、そろそろトップ5くらいに食い込んで賞金を稼いでおきたい。
先週は全米プロが開催され、米国ツアーはお休み。2人は休養を取った。しかし、横尾の場合はウェイティングリストの4番目に名前があがっていたので、丸山茂樹などと練習ラウンドを行った。結局欠場はなし、大会直前のビュイック・オープンでタイガー・ウッズが優勝したため、最後の一席がウェイティング1番のデビット・ゴセットに回ってきたが、横尾の出番は無かった。先週の練習ラウンドの成果が今週発揮されるだろうか、注目したい。
昨年の大会は、2日目に単独首位に立ったベテランのジョン・クックが、3日目に74と崩れ首位と6打差まで後退した。しかし、最終日に再び64というスコアをマークして逆転優勝を果たした。