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B.エステスが我慢のゴルフでツアー通算4勝目

米国男子ツアー「ケンパーインシュアランス・オープン」最終日。首位タイでスタートしたボブ・エステスがスコアを1つ伸ばし11アンダーで優勝。今季初優勝、ツアー通算4勝目。同じく首位タイでスタートしツアー初優勝を狙っていたボブ・バーンズはスコアを落とし3位タイ。日本の田中秀道は3バーディ、2ボギーの70で回りトータル6オーバー66位タイで終了。

風と起伏の激しいグリーン、そして深いラフが選手たちを苦しめた。まるで全米オープンのようなセッティングで、それは2日目以降のスコアが伸びなかったことでも分かる。最後まで我慢をしたエステスに軍配が上がった。

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同スコアでスタートしたバーンズは、11番パー3でホールインワンを決め、4人首位タイの均衡を抜け出し初優勝の期待が膨らんだ。ところが直後の12番ホールでボギーを叩き11アンダーに後退すると、16番ホールではアプローチがグリーン手前に戻るミスショットでダブルボギーを叩き、首位タイから脱落した。

スティーブ・エルキントン、ジャスティン・レナードリッチ・ビームも優勝圏内にいたが、全員17番パー3でつまづきスコアを落とした。皆バーディとボギーが交互に訪れるアップダウンの激しいゴルフを展開する中、一人静かなゴルフをしていたのがボブ・エステスだった。

エステスは13番までパーを重ね、14番でバーディを取り11アンダーで首位に並ぶと、他の選手が崩れる中、一人我慢のゴルフを続け結局1バーディ、ノーボギーの70で回り今季初優勝を遂げた。「積極的にバーディを取らないと勝てないと思ったけど、1つのバーディでも勝てちゃった。こんな勝ち方もあるんだ」とあっけらかんとしたエステス。最終日ノーボギーで回ったのは彼だけだ。

エステスは昨年2勝をあげ、ブレイクした選手の一人だ。ツアーデビューは88年だが、初優勝は94年のテキサスオープン。確実性が持ち味の選手で、ショートゲームとパッティングに強さを発揮するタイプ。97年にはバンカーセーブ率70.3%でツアー記録を更新。我慢のゴルフはお手のものだ。

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2002年 ケンパーインシュアランス・オープン



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