谷口絶好調! 9アンダー単独首位で決勝ラウンドへ
2002/02/16 09:00
リビエラCCで行われている「ニッサン オープン」の2日目。初日5アンダー2位につけていた谷口徹が、この日も4つスコアを伸ばし9アンダーで単独首位に立った。
10番ホールからスタートした谷口は11番パー5、15番でバーディを奪ったが、18番でこの大会初めてのボギーを叩いてしまった。しかし、後半も3つのバーディを奪い9アンダーまで伸ばした。8番ではピンの左サイド1.5メートルにつけ、バーディパットを沈めると小さなガッツポーズを決めた。最終9番ホールではセカンドショットでグリーンをとらえられなかった。だが、残り約5ヤードをパターでアプローチし、惜しくもバーディは逃したが楽々パーセーブした。
ラウンド後谷口は「(途中、いろいろあったけど、)最後は何事もなかったかのようにして終わるのも大事」囲まれた報道陣に笑顔で答えた。昨年、伊沢利光が2位に入っているが、今年の谷口はそれを上回る勢いだ。
首位にたった谷口だが、安心できる状況ではない。というのは1打差の8アンダーに、初日首位のJ.パーネビック、B.ファクソンなど4人がピタリとつけているのだ。
また、初日6位のD.デュバルは6アンダーで7位、2オーバー103位と大きく出遅れたS.ガルシアは4ストローク伸ばし2アンダーで40位まで浮上してきた。
谷口以外の日本人選手は、田中秀道がスコアを1つ落として1アンダー56位、横尾要は1つ伸ばしてイーブンパー68位。予選通過は横尾がいるイーブンパーまでとなった。
初日イーブンの手嶋多一はスコアを1つ落とし、1打足りず予選落ち。丸山茂樹は2日連続1オーバーで決勝ラウンドに進むことができなかった。