2002年 ニッサンオープン

谷口徹が4アンダー2位スタート!

2002/02/15 09:00

米国男子ツアーの「ニッサン オープン」が、カリフォルニア州のリビエラCCで開幕した。2008年の全米オープン開催コースに名乗りを上げているこのコースは、先週ビュイック・インビテーショナルが行われたトリーパインズCC同様距離を伸ばすコース改造が行われている。

今回手を加えられたのは5ホール。中でも8番ホールはフェアウェイが左右2つに分かれているので、どちらのルートで攻めていくか選択に迷う選手もいた。

昨年は国内賞金王にも輝いた伊沢利光が、6人のプレーオフまで進んだが、惜しくも2位となっている。今週も日本から5人の選手が出場。その中でも初日最もスコアを伸ばしたのが谷口徹だった。1番パー5をパーでスタートした谷口は、2番の長いパー4でバーディを奪った。前半からバーディを重ね11番を終了して5アンダー。その後は全てパーで切り抜け2位タイに入っている。

同じく5アンダーには、先週予選を最下位で通過しながら見事な逆転優勝を飾ったJ.M オラサバルなど4人が並んでいる。単独首位は6アンダーをマークしたJ.パーネビック。1番パー5をイーグルでスタートし、10番パー4では2打目を直接カップイン。この日2つのイーグルを奪った。

谷口以外の日本選手では、田中秀道が3アンダーと健闘。田中はインコーススタートの最終組でラウンドし、8番ホールをプレー中に日没差サスペンデッドになってしまった。この日ホールアウト出来なかったのは、この最終組3人だけ。明日早朝から残り2ホールを消化し、第2ラウンドに突入する。

昨年日本オープンを制した手嶋多一はバーディ先行でアンダーパーグループにいたが、終盤の8番ホールでボギーを叩きイーブンパーの56位タイ。丸山茂樹横尾要は1オーバー86位タイと出遅れてしまった。

また、欧米両ツアーで賞金王を狙うS.ガルシアは、これが今シーズンの米ツアー3戦目。ソニーオープン以来約1ヵ月ぶりの出場だったが、初日は2オーバー103位と大きく出遅れた。

2002年 ニッサンオープン