田中秀道が暫定29位タイと好位置をキープ!
ネバダ州にあるモントルーG&CCで開催中の米国男子ツアーの第33戦『リノ・タホオープン』2日目。初日のサスペンデットの影響を受け、2日目も多くの選手がセカンドラウンドの全てをホールアウトできなかった。
2日目暫定でトップに立ったのはトータル10アンダーのT.ヘロン。初日4ホールしかラウンドできず、まずはファーストラウンドの残り14ホールをプレー。3アンダーでセカンドラウンドに入ってから見事なゴルフを展開した。7バーディ、ノーボギーで10アンダーまで伸ばし単独トップに立った。T.ヘロンはツアー3勝を挙げている中堅選手。1999年『ベイヒルインビテーショナル』以来の優勝を狙うことになる。
暫定の2位にはC.バーロウがつけている。初日2ホールしか消化できなかったC.バーロウはファーストラウンドを2アンダーでフィニッシュ。T.ヘロンと同じくセカンドラウンドからバーディラッシュを披露し、7バーディ、ノーボギーのトータル9アンダーで2日目を終えた。C.バーロウはツアー未勝利。世界ゴルフ選手権『NECインビテーショナル』と同時開催ということでトッププロは出場していないこの大会で初優勝のチャンスが巡ってきた。
セカンドラウンドを全て終了できなかったにもかかわらず上位につけている選手も侮れない。8アンダーの暫定3位につけているK.トリプレットは15ホール、6アンダーの暫定6位タイにつけているD.ポールソンは10ホール残しており、明日早朝の競技再開後の展開次第では一気にトップに立つ可能性も高い。
今週日本人選手は5人が出場。セカンドラウンドをすべて終了した田中秀道はトータル2アンダーの暫定29位タイと好位置につけた。丸山茂樹と貞方章男はイーブンパーの暫定51位タイ。ただし、丸山が11ホール、貞方が16ホールもセカンドラウンドを残しており明日の展開しだいでは好位置で決勝ラウンドに進む可能性も残されている。
片山晋呉と久保谷健一は今週不調。片山がトータル7オーバーの暫定114位タイ、久保谷が10オーバーの暫定124位タイでセカンドラウンドを全て終了。予選通過は絶望的となった。