R.ムーア 混戦を抜け出し嬉しい通算2勝目
2012/10/08 09:42
◇米国男子◇ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズホスピタル for チルドレン 最終日◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7223ヤード(パー71)
3日目を終えて通算19アンダーの首位タイに3選手が並ぶ大混戦をライアン・ムーアが制した。そのトーナメントリーダーの一角から最終ラウンドをスタートすると、前半こそバーディとボギーを繰り返す展開でスコアを2つ伸ばすにとどまったが、後半は3バーディ、ノーボギー。「66」をマークして通算24アンダーで今季のフォールシリーズ初戦を飾った。
2009年の「ウィンダム選手権」以来となるツアー通算2勝目をマークしたムーアは、ラスベガスに在住。同じネバダ州、地元開催のトーナメントで家族や多くの友人の声援を浴びながらプレーし「信じられないような週だった。たくさんのサポートがあったんだ」と待望の勝利を喜んだ。
激しい優勝争いに1打差で惜しくも敗れたのはジンバブエのブレンダン・デ・ヨング。ツアールーキーのジョナス・ブリクスト(スウェーデン)は「70」にとどまり、通算20アンダーの3位に終わった。ジェイソン・デイ(オーストラリア)が最終18番をダブルボギーとしたものの、「65」で回り、通算18アンダーの4位でフィニッシュしている。