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2012年 ノーザントラストオープン
期間:02/16〜02/19 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)

遼は暫定50位、予選突破は明日に持ち越し

◇米国男子◇ノーザントラストオープン2日目◇リビエラCC◇7298ヤード(パー71)

早朝に再開した第1ラウンド。フィル・ミケルソンが5アンダーで単独首位とし、4アンダーの2位タイにJ.B.ホームズハンター・メイハン。日本勢では、石川遼がカットライン上となる2オーバーの53位タイ、今田竜二は4オーバー、池田勇太は8オーバーで終えた。

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引き続き行われた第2ラウンドも全選手がホールアウトできず、17時50分に日没サスペンデッドに。その中で、ミケルソンが1つ伸ばして通算6アンダー、暫定ながら単独首位でホールアウト。5アンダーの暫定2位にパット・ペレス、通算4アンダーの暫定3位タイにマット・クーチャージョナサン・バードら5人が続く。

石川は午後の最終組で1番からスタート。サスペンデッドとなった16番までに4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと通算2オーバーは変わらず、2ホールを残して暫定50位タイ。暫定カットラインは3オーバーと、予選突破は明日の結果に委ねられることになった。今田は通算11オーバー、池田は通算12オーバーでフィニッシュし、いずれも予選落ちが確定している。

<日本勢で唯一の決勝進出を狙う石川遼
初日を2オーバーの暫定55位タイにつけた石川遼が、2日目は16番まで終えて通算2オーバーをキープし暫定50位タイにつけている。予定の13時25分よりも10分程度遅れて1番ティに立った石川。序盤はチャンスを作れずパープレーを続ける。5番、7番とバーディを奪ったところで、イーブンパーの28位タイまで浮上したが、中盤は乱れて15番ではダブルボギー。予選カットラインの3オーバーまで崩してしまった。しかし、16番パー3でバーディを奪い、スタート時のスコアに戻した。3日目は、残る2ホールを1オーバー以内でラウンドすれば、今大会2年ぶりの決勝ラウンド進出となりそうだ。

<魅了するプレーでミケルソンが首位キープ>
5アンダー単独首位でスタートしたフィル・ミケルソンが、出入りの激しいゴルフながら、スコアを1つ伸ばして通算6アンダー。2位に1打差で暫定ながら首位をキープしている。10番からスタートしたミケルソンが2バーディ、2ボギーで迎えた終盤8番。フェアウェイが左右にセパレートされたレイアウトをティショットで左サイドから攻めて、2打目はミドルアイアンを用いてチップインイーグルを奪った。スタンドを埋め尽くす大ギャラリーは地鳴りのような声援でミケルソンのショットを讃えた。

池田勇太は無念の予選落ちへ>
大会初日は日没のため13番のグリーン周りでプレーを終えた池田勇太が、7時からプレーを再開。いきなりボギーをたたくと、続く14番もボギー。最終18番もボギーをたたき8オーバーとなった。そして、休憩もなく迎えた第2ラウンドでは、2番でティショットを左サイドの練習場との境のネット方向に打ち込み、ティショットを打ちなおしてトリプルボギーとなった。「試行錯誤の2日間でした。でも、トラブルの3ホールを考えなければ4オーバーの内容なので、気にするほど悪くはなかったかな」と冷静に分析する。

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