タイガーが早くも独走態勢に!石川、藤田が予選突破!
2009/08/15 12:01
米国ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGCで開催されている、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の2日目。青空が広がる快晴に恵まれたが、午後からは強い風が吹き荒れ、荒れ始めたグリーンも重なり全体的に午後スタート組のスコアが伸び悩む展開となった。
その状況下、午後スタートのタイガー・ウッズが3連続を含む5バーディ、3ボギーと2ストローク伸ばし、通算7アンダーで単独首位の座を堅守。スタートホールはティショットを左のラフに打ち込むなどボギー発進としたが、その後は伸び悩む上位陣を尻目にバーディを量産。2位に4打差をつけ、早くも独走態勢に入っている。
2位タイには、ディフェンディングチャンピオンのパドレイグ・ハリントン(アイルランド)、15位タイから浮上した日本でもお馴染みのブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、歴代優勝者のビジェイ・シン(フィジー)、42位タイから急浮上したロス・フィッシャー(イングランド)、今年の「全米オープン」を制したルーカス・グローバーの5人が続いている。
予選通過ラインの69位タイ、午前組でスタートした石川遼は、中盤からショットが乱れるなど2ストローク落としてホールアウトするが、午後組が揃ってスコアを落としたこともあり、通算4オーバーの62位タイで予選突破。海外メジャーでは自身初の決勝ラウンド進出を決め、大会の予選通過年最少記録を更新する快挙を遂げた。また、藤田寛之も通算1オーバーの26位タイで2年連続となる予選突破。片山晋呉は後半に大きく崩れ、通算9オーバーの121位タイ。通算7オーバーの110位タイで終えた今田竜二とともに、予選で姿を消している。