2009年 ザ・メモリアル

タイガーが7位に再浮上、今田竜二は14位タイに後退

2009/06/07 09:00
首位に4打差、逆転勝利に望みをつなげて最終日を迎えるT.ウッズ(Scott Halleran /Getty Images)

オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで開催されている、米国男子ツアー第22戦「ザ・メモリアルトーナメント」の3日目。通算9アンダーでマット・ベッテンコートマーク・ウィルソンが首位に並び立っている。

5位タイで3日目を迎えたベッテンコートは、4番でボギーを叩いた後、4連続バーディを奪って一気にスコアを伸ばす。後半は4バーディ3ボギーと荒れ模様ながらもスコアを伸ばし、通算9アンダー。3連続ボギースタートから見事な巻き返しを見せたウィルソンと並んで、首位タイで最終日を迎えることとなった。通算8アンダー、3位タイには、ともに首位からスタートしたジョナサン・バードジム・フューリックが並んでいる。

この日、最も注目を集めたのがジェフ・オギルビー(オーストラリア)。多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、9バーディ、ノーボギーと別次元のプレーを披露し通算7アンダー。57位タイから一気に優勝を狙える位置まで順位を上げている。前日、24位タイに順位を下げたタイガー・ウッズは、1イーグル4バーディ2ボギーでラウンド。通算5アンダーまで伸ばして7位タイに浮上し、逆転勝利の圏内まで浮上してきた。最終日の「タイガーチャージ」に期待したいところだ。

5位タイと好位置で3日目を迎えた今田竜二は、バーディ発進で上位進出を期待させたが、直後の2番からダブルボギーを挟み3ホール連続でスコアを落としてしまう。その後は粘りで持ち直すも、終盤に再びボギーを重ね、通算3アンダーの14位タイに後退。最終日の巻き返しに期待したい。

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