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2004年 ビュイックインビテーショナル
期間:02/12〜02/15 場所:トーレパインズGC(サウス、ノースコース)(カリフォルニア州)

丸山茂樹1打届かず、優勝はジョン・デーリー!

カリフォルニア州ラホーヤにあるトーレパインズGCノースとサウスの2コースで行われている、米国男子ツアー第6戦「ビュイックインビテーショナル」の最終日。決勝の舞台は、米国男子ツアーの中で最も長い7,568ヤードのサウスコース。難コースのため上位陣が揃って足踏み状態となり、優勝争いは混沌としてきた。

そんな中、日本の丸山茂樹が10番まで4つストロークを伸ばし、通算10アンダーで上位陣を脅かす。しかし、15番でボギーを叩いてしまい首位に1打届かず、通算9アンダーの4位で競技を終えた。丸山は3日目のラウンド中に左足を怪我してしまったが、それを感じさせないすばらしいプレーを披露した。

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優勝争いの方は、この日3つスコアを伸ばしたルーク・ドナルドとクリス・ライリーが通算10アンダーでトップ。そして13アンダーの単独首位からスタートしたジョン・デーリーがこの日3つスコアを落としてトップに並び、三つ巴のプレーオフに突入。

プレーオフ1ホール目の18番パー5。デーリーは、果敢に2オンを狙うが右奥のバンカーに捕まる。ドナルドとライリーは3打目勝負でどちらともピンそば2メートル以内につけバーディチャンス、デーリーにプレッシャーをかける。勝負を左右する3打目のバンカーショット、デーリーはピン側10センチにつけるスーパーショットを見せつけ、形勢逆転。ドナルドがバーディパットをはずすと、ライリーもカップをけられ、デーリーが劇的な優勝を飾った。1995年の全英オープン以来190試合ぶりの優勝。PGAツアー通算5勝目をマークした。

注目選手のタイガー・ウッズは、最終日に3つスコアを伸ばして通算8アンダーの10位タイでフィニッシュ。また、フィル・ミケルソンはこの日のベストスコア“67”をマークし通算9アンダー。丸山と並び4位タイでホールアウトした。そのほか4位グループには、トーマス・ビヨーンイェスパー・パーネビックなど総勢6人が並んだ。

日本勢は、田中秀道が2つスコアを落として通算1オーバーの53位タイ。深堀圭一郎が3つスコアを落とし通算7オーバーの80位タイで競技を終えている。

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