オリン・ブラウンが混戦を制して6年ぶりの勝利!タイガーは40位タイ
2005/09/06 09:00
マサチューセッツ州、TPC of ボストンで開催されている、米国男子ツアー第36戦「ドイツバンクUS選手権」の最終日。5人が首位タイに並んでスタートするという混戦を制し、通算14アンダーで優勝の栄冠を手に入れたのがオリン・ブラウンだ。
トップタイからスタートしたブラウンは、この日も5バーディ、1ボギーと、クレバーなプレーでスコアを4つ伸ばすことに成功。ほかの上位陣が伸び悩む中、スルスルと抜け出して勝利を掴んだ。46歳ベテランのブラウンは、今年の「全米オープン」で、初日、2日目を首位につけ活躍した選手。1999年「マスターカードコロニアル」以来6年ぶり、ツアー通算3勝目を飾った。
さらに単独2位には、ジェイソン・ボーンが通算13アンダーで入り、これに続く3位にはヴォン・テーラーが3つスコアを伸ばして、通算10アンダーで食い込んだ。
そのほかの選手では、3日目に首位タイに立っていた、カール・ペターソン(スウェーデン)が、スコアを1つ落として通算9アンダーの4位タイ、同じくトップからスタートしたジョン・ロリンズとビリー・アンドレードも、4つスコアを落として通算6アンダーの15位タイでホールアウトしている。
また、最終日のチャージが期待されたタイガー・ウッズだったが、この日も波に乗れずじまい。4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーとスコアを伸ばせず、通算3アンダーの40位タイで競技を終えている。