タイガーチャージ炸裂!遼は一歩後退の7位タイ
2010/06/20 12:52
米国カリフォルニア州にあるペブルビーチGLで行われている第110回「全米オープン」の3日目、決勝ラウンドに入り2サム1ウェイでのラウンドとなり、第1組は9時、最終組は15時40分スタートという長い1日となった。
風も強くなったこの日だったが、最終組からスタートしたグレム・マクダウェル(北アイルランド)とダスティン・ジョンソンが二人ともにスコアを伸ばす。今年、同じペブルビーチGLで開催された「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」で大会2連覇を果たしたジョンソンは、4番でイーグルを奪うなど「66」。5つスコアを伸ばして通算6アンダーとして単独首位に立っている。
一方のマクダウェルは、16番、17番と連続ボギーを叩いたものの、この日はパープレーで通算3アンダーをキープ。単独2位に続いている。
また、この日会場を沸かせたのはタイガー・ウッズ。通算4オーバーからスタートしたウッズは、4番から3連続、16番から3連続など合計8つのバーディを奪って今季自身のベストスコアとなる「66」をマークし、通算1アンダーの単独3位に浮上。最終組の一組前から逆転でのメジャー初制覇を目指すこととなった。
そして、2位タイからスタートした注目の石川遼だが、この日はボギーが先行する苦しい流れ。4番パー4で1オンに成功してバーディを奪ったが、その後は4つのボギーを叩いてしまい、結局この日は1バーディ5ボギーの「75」。通算3オーバーの7位タイへと後退した。
その他の日本人選手は、池田勇太が通算9オーバー・42位タイ、藤田寛之が通算10オーバー・49位タイ、谷口徹が通算12オーバー64位タイで3日目を終えている。