2010年 全米オープン

遼、2位!世界の桧舞台で大躍進

2010/06/19 06:51
首位に2打差で決勝ラウンドを迎える石川遼。

米国カリフォルニア州にあるペブルビーチGLで行われている第110回「全米オープン」の2日目、世界最高峰の舞台で石川遼が素晴らしいプレーを続けている。

初日を通算1アンダーの4位タイで終えた石川。トム・ワトソンロリー・マキロイ(北アイルランド)という注目選手とのペアリングにも物怖じしない。1番スタートのこの日は、6番パー5、12番パー3でボギーが先行するものの、15番でバーディを奪うと、難所の17番パー3ではピンそば3mにつけるスーパーショットでバーディを奪取。この日「71」のパープレイでホールアウトして通算1アンダーをキープ。首位と2打差の2位タイにつけている。

通算3アンダーの単独首位に立つのは、この日「68」を叩き出したグレム・マクダウェル。今年6月のケルティックマナー・ウェールズオープンで優勝するなど欧州ツアー5勝を誇る実力者が2位に2打差をつけて決勝ラウンドへと駒を進めた。

通算1アンダーで2位タイにつけるのは、石川の他、ダスティン・ジョンソンアーニー・エルス(南アフリカ)、フィル・ミケルソンの3選手。さらに1打差でポール・ケーシー(イングランド)ら4選手が続いている。

他の日本人選手では、谷口徹藤田寛之池田勇太の3選手が通算7オーバーの59位タイでぎりぎり予選を突破。矢野東横尾要の二人は残念ながら予選で姿を消している。

石川遼と3日目を同組でプレーすることになった。2人がどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみだ
ここ2年間で、このコースで2勝しているジョンソンは、優勝最右翼かもしれない
怖い表情で、何故かこちらに睨みを利かせているが・・・
スコアを一気に伸ばして一気に上位へ。石川と同じ-1で決勝ラウンドに突入
珍しいシューズを履いている。ブランド名は「トゥルー・リンクスウェア」。シャツも含めたフル契約だ
メジャーのリーダーボードに「ISHIKAWA」の文字。明日はずっと上のほうに掲示される
最終ホールのグリーンでしっかりと握手を交わす2人。遼にワトソンから優しい言葉かかけられた
17番ホールのティショットを左へ引っ掛け、ボールは海の方向へ。昨年の再現ならず、予選落ち。
先に済ませたステンソン(手前)が、”失敬中”のポールターを横目に足早に丘を登る
この写真だけを見ると、まるで「全英オープン」の景色のよう
前が詰まっているからって、リラックスし過ぎのR.マキロイ
この日はカイロを持ってプレーしていた石川遼。特に海風が冷たい!
ピンチらしいピンチといえば、5番パー3のこの場面ぐらいか。ここからパーセーブを見せた
今日も撮りました6番パー5。改めて凄まじいコースだ
特別招待として出場しているV.シン。25位タイに浮上した
「いつアメリカに来るんだ?」とマキロイ。遼くんは何と答えたのだろう
難関の14番パー5。無理をして2オンを狙えばグリーン周りの罠にはまる
明日もギャラリーを沸かせるプレーを見せられるか?
フェースの上でボールをクルクル。この時の2人の会話を聞きたい・・・
ティグラウンドでパット練習をするT.ワトソン。相当、お悩みの様子

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