2010年 WGC CA選手権

南アフリカの両雄が首位争い! 池田は21位に後退

2010/03/14 10:56
21位に後退した池田勇太。最終日の巻き返しに期待!(Scott Halleran /Getty Images)

フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開催されている、2010年WGC(世界ゴルフ選手権)の第2戦「WGC CA選手権」の3日目。首位タイに通算12アンダーのアーニー・エルスとチャール・シュワルツェル(ともに南アフリカ)が並んでいる。池田勇太は通算3アンダー、21位タイに順位を下げている。

初日、2日目と、強風と難コースを相手に奮闘してきた池田勇太だったが、3日目のこの日は苦戦を強いられた。3日連続で好スタートを切ったものの、5番からは3連続ボギーを叩いて失速。さらに前半上がりホールでもボギーを叩くなど苦しい展開。後半に入ると、16番まで3バーディ1ボギーと上昇ムードになったが、17番で痛恨のダブルボギー。それでも最終ホールでバーディを奪い返し、明日の最終日に期待を持たせるフィニッシュは見せた。明日の最終日、どこまでスコアを伸ばせるか。巻き返しに期待したい。

首位を争っているのは、エルスとシュワルツェル。3ボギーとコース攻略に苦しんだエルスに対し、6バーディ1ボギーの好スコアでラウンドしたシュワルツェルが首位に並びホールアウト。通算12アンダーでリーダーズボードのトップに並び立っている。“ブルーモンスター”を相手にどんなゴルフを見せるのか? 白熱必至の最終日、目が離せそうにない。

2人を1打差で追うのは、アイルランドのパドレイグ・ハリントン。5位タイからスタートし、5つスコアを伸ばして首位に肉迫。逆転優勝も、十分可能な位置に浮上した。続く通算10アンダー、単独4位にはロバート・アレンビー(オーストラリア)。さらに1打差の単独5位にはビル・ハースが続いている。

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