2010年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

石川遼は3回戦で敗退! ガルシア、ビジェガスらがベスト8へ

2010/02/20 08:33
グリーン周りでも、T.ジェイディに技術の差を見せつけられた石川遼

アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開催されている、世界ゴルフ選手権の今季第1戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の3日目。連日の晴天に恵まれる中、この日はベスト16に残った選手による3回戦8試合が行われた。

注目の石川遼は、タイのスタープレーヤーであるトンチャン・ジェイディと対戦。出だしの1番でジェイディに8メートルのバーディパットを決められ早々と1ダウンのビハインドを負うと、続く2番でもバーディを奪われ2ダウン。リカバリーも冴えに冴えたジェイディに対し、ショット、パットともに精彩を欠く石川はその後も突き放され、4ホールを残し5&4で完敗を喫した。

イアン・ポールター(イングランド)とジーブ・ミルカ・シン(インド)の対戦は、5&4でポールターが圧勝。セルヒオ・ガルシア(スペイン)はティム・クラーク(南アフリカ)を破り、ベスト8進出を決めた。カミロ・ビジェガス(コロンビア)も終盤にアップを重ね、ベン・クレインを下し勝ち名乗りを挙げている。

その他、オリバー・ウィルソンスチュワート・シンクポール・ケーシー(イングランド)、レティーフ・グーセン(南アフリカ)がベスト8に進出。明日の4日目は準々決勝4試合、準決勝2試合が実施される。

スタート前にガッチリと手を組み合った石川遼とT.ジェイディ
T.ジェイディは出だしから2連続バーディを奪い、序盤から試合を優位に進めた
11番パー5では2打目を右に曲げてOB。打ち直しにセカンド地点まで戻る
ショット後にクラブを離してしまう場面も。初日、2日目に比べ精彩を欠くプレーとなった
最初のドーミーホールとなる13番ではチップインバーディを奪う意地も見せたが・・・

2010年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権