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進藤大典 PGAツアー・ヤーデージブック読解

PGAツアーの名物パー3 浮島グリーンは究極の距離感テスト

■TPCソーグラス17番パー3(137yd)

世界最高峰のゴルフコースにはそれぞれ名物パー3があります。PGAツアーではやはり「マスターズ」が行われるオーガスタナショナルGCの12番、「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」開催のTPCスコッツデール16番、そして今週の「プレーヤーズ選手権」の舞台TPCソーグラスの17番が“ベスト3”といえる有名ホールではないでしょうか。

上記3つのパー3で共通しているのが、距離が決して長くないという点です。ソーグラス17番の表記は137yd。カップが手前に切られた時は110から120yd、奥の時も140yd弱しかありません。ウェッジ、ショートアイアンを握ることになります。

ほぼ全周を池に囲まれた浮島グリーン。ココの難しさをひとことで表すと、ティショットにおける落としどころのタテ幅の短さにあります。手前ピンの日にバーディチャンスを作れる許容範囲はタテ10ydだけ。バックスピンで奥から戻す作戦は設計上、通用しません。奥に逃げればその分だけ、長いパットを打つ必要があります。ショートして池に落ちるくらいの覚悟を決めて打たなければ、“ベタピン”につくことはないと言っていいでしょう。

そして奥にピンがある日は、手前の段に逃げたときにより大変なパットが残ります。10m強の距離で、カップ手前から奥の池に向かって下り傾斜が入るのでタッチがすごく難しい。かといって、ピンめがけて突っ込んだときは、そのエリアの傾斜が受けて(手前に向かって下って)いないので、ファーストバウンドが跳ねて奥の池に…なんてことも多々あります。許容範囲はタテ5ydでしょう。

ただでさえしびれるシチュエーションに加えて、風です。フォローだと奥の池、アゲンストの時はとくにショートアイアンだと影響が大きくなります。ボールが吹き上がって手前の池に入るリスクが増大します。

松山英樹選手は2018年大会の初日に「8」を記録しました。第1打が池、打ち直しの3打目は右手前のバンカー。“目玉”からのショットを余儀なくされた4打目もまた池に入ってしまいました。きちんとスピンが入らなければ、ボールが止まる場所がないほど、傾斜が激しいグリーンなのです。クラブの番手選びからヘッドの入射角、スピンコントロールといった技術…そして勇気が試されます。最終日の恒例ポジションである、グリーン右端はとくに注目です。

「プレーヤーズ選手権」は今年から13年ぶりに3月に開催されます。5月に行われていた時よりも、風が強く、グリーンも硬いことが予想されます。

進藤大典(しんどう・だいすけ)
1980年、京都府生まれ。高知・明徳義塾を卒業後、東北福祉大ゴルフ部時代に同級生の宮里優作のキャディを務めたことから、ツアーの世界に飛び込む。谷原秀人、片山晋呉ら男子プロと長くコンビを組んだ。2012年秋から18年まで松山英樹と専属契約を結び、PGAツアー5勝をアシストした。

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