激変したグリーン上のパターは中学時代に手にしたモデル 吉澤柚月の初優勝セッティング
◇国内女子◇北海道meijiカップ 最終日(9日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6709yd(パー72)◇晴れ(観衆4634人)
吉澤柚月がツアー初優勝を飾った。ルーキーイヤーの2024年にツアー19戦中18戦予選落ちのどん底を経験した22歳は最終日、首位タイから出て5バーディ、2ボギー「69」で回り、通算8アンダーで抜け出した。今後は同じ2003年度生まれの竹田麗央、櫻井心那、千葉・麗澤高で先輩の西郷真央、吉田優利ら世界で戦う仲間を追いかける。
吉澤は初タイトルの要因にパッティングを挙げる。「以前はショットに自信があって、パットに苦手意識があった。パットが良くなることで、余裕が出て来た」。平均パット数(パーオンホール)は24年が1.8983(規定ラウンド数不足のため85位未満相当)で、3パット率も4.8433と1ラウンドで0.86個と最悪だった。ところが、今季は1.7701(4位)と劇的に良化した。
「以前は距離感、ライン読みとかいろんなものを一緒に考えてゴチャゴチャになっていた。それを昨年の途中から距離感だけに絞って練習するようにしたんです」。その過程で「自分はやはりジャストタッチで打つタイプ」と理解し、全体のパフォーマンスが安定するようになったという。
パターはセンターシャフトのテーラーメイド「スパイダーツアー」。中学時代に初めて手にし、2年前から色違いの同モデルを使用。最も手になじみ、自分のタッチが“染み込んだ”愛器でパッティングスタイルを確立させた。今大会の1ラウンドあたりの平均パット数は4位の27.00だった。
ドライバーは「ふける球が多く、ランが出ないことが悩みだった」ことで、テーラーメイド「Qi4D LS」のロースピンモデルに。シャフトは「地元の練習場にある工房で勧められた」という「シンカグラファイト ループスラッシュ タイプB」で硬さはハードめなX。こちらも弾道を低く抑えるのに有効で、安定した球筋を演出しているようだ。
<吉澤柚月の14本>
1W:テーラーメイド Qi4D LS(10.5度)
シャフト:シンカグラファイト ループスラッシュ タイプB(重さ60g、硬さX)
グリップ:STM
FW:スリクソン ZXiフェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
シャフト:シンカグラファイト ループスラッシュ タイプB(重さ60g、硬さS)
UT:スリクソン ZXiハイブリッドユーティリティ(4番22度、5番25度)
シャフト:KBS PGハイブリッド(75g)
アイアン:スリクソン ZXi5アイアン(6番~PW)
シャフト:KBS PGI(90g)
ウェッジ:ボーケイSM11(48、52、58度)
シャフト:KBS S-TAPER LITE(95g)
パター:テーラーメイド スパイダーツアー
ボール:ブリヂストン TOUR B X