パーオン率1位 快挙Vに導いた岩井千怜の“飛び系6I”
◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(21日)◇大箱根CC(神奈川県)◇6638yd(パー72)
ルーキーの岩井千怜が通算13アンダーのトーナメントレコードで、史上3人目のツアー初優勝からの2週連続Vを達成した。クラブはパター以外の13本を契約先のヨネックスで揃え、前週「NEC軽井沢72」での初優勝時と全く同じ14本で臨んだ。
最終日のバーディ2つは3番、17番といずれもパー3で奪取。ティショットで使用したのはどちらも「ヨネックス EZONE FS」の6Iだった。ロフト23度、ストロングロフト設計の“飛び系アイアン”について「すごい(ピンに)ついてくれたので、相性がいいのかな」と話す。緊張の18ホールも、頼りにしている1本でスコアを伸ばして勝利を手繰り寄せた。
大会3日間でのパーオン率は「85.19%」(46/54)で全体1位の数字を記録。「力がなくてもボールが高く上がってくれるので、硬いグリーンでも対応できる」と、今年から使用する「ヨネックス EZONE CB511 アイアン」にも全幅の信頼を置いている。
ドライバーは今年3月に発売された「ヨネックス EZONE GT 425」を使用。3日間のドライビングディスタンスの平均は「248.5yd」で、全体10位をマークした。普段から心掛ける「攻めのゴルフ」で、飛ばし屋有利と言われている大箱根CCを見事に攻略した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ヨネックス EZONE GT 425 (9度)
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-M(硬さ5S、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ヨネックス EZONE FS(3番15度、5番18度)
アイアン:ヨネックス EZONE FS(6番)、ヨネックス EZONE CB511(5番~PW)
ウェッジ:ヨネックス EZONE W501(50、54、58度)
パター:オデッセイ ホワイト・ホット OG #1WCS
ボール:ダンロップ Zスター XV