“傷心”を救った最新パターも支えに 鈴木愛の優勝クラブ
大会名:ニトリレディス
日時:2019年8月29日(木)~9月1日(日)
開催コース:小樽CC(北海道)
優勝者:鈴木愛
首位タイからスタートした鈴木愛が「69」で後続を振り切り、今季4勝目を手にした。賞金ランキングは6位から3位に浮上。生涯獲得賞金はツアー史上21人目となる6億円を突破し、165試合目での到達は横峯さくら(167試合)を抜いて日本人最速となった。
今季は2勝目を挙げた6月「宮里藍サントリーレディス」から1Wを「ピン G410 LST ドライバー」にチェンジ。そのほかのクラブに大きな変化はなかったが、今週は9月6日に発売の最新パター「ピン G Le2 ECHO」を初投入し、難コースとして名高い小樽を攻略した。
ブレード型のエースパター「ピン ヴォルト アンサー2」から形状がガラリと変わる大型マレット。当初はピンク色に彩られたレディスモデルに「色がちょっぴり恥ずかしかったし、大きなヘッドを使うのはちょっと…」と抵抗を感じたが、「プロアマで使ったらバーディパットが入ってくれた」ことで使用を決めた。
この1カ月は得意のパットが入らず、自信を喪失しかけるほどの傷心を救ったパター。担当者によれば、基本的に鈴木のパターに設定している68度のライ角を70度にし、鈴木にフィットする調整が施されていたという。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:ピン G410 LST ドライバー(10.5度)
シャフト:ピン 純正 ALTA J CB(硬さS、長さ45.5インチ)
フェアウェイウッド:ピン G410 フェアウェイウッド(3番14.5度、5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G400 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
アイアン:ピン i210 アイアン(6番~PW)
ウェッジ:ピン GLIDE 2.0 ウェッジ(50度、54度、58度)
パター:ピン G Le2 ECHO
ボール:タイトリスト プロV1Xボール