2019年 SMBCシンガポールオープン

男子開幕戦Vの“ジャズ” ミズノ製アイアンはケプカ愛用の後継モデル

2019/01/22 07:21
ジャズ・ジェーンワタナノンドは4日間を通して4ボギーと安定感抜群のゴルフを展開した

大会名:SMBCシンガポールオープン
日時:2019年1月17日(木)~1月20日(日)
開催コース:セントーサゴルフクラブ (シンガポール)
優勝者:ジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)

首位と1打差の2位から最終日を出たタイの23歳、ジャズ・ジェーンワタナノンドが「65」で回り、通算18アンダーで逆転優勝を飾った。4日間72ホールを通して22バーディ、4ボギーと安定感抜群のプレーで、アジアンツアー通算3勝目を手にした。タイ期待の新星は日本ツアーメンバー登録を早々に済ませ、今年は日亜ツアーを掛け持ちする見込みだ。

11月の欧州ツアー「ホンマ香港オープン」は109位タイで予選落ち。「香港ではあまり良いプレーができなくて、そこからピート・コーウェンコーチに習いはじめ良くなってきました」と、オフシーズンに徐々に調子を上げていった。

優勝カップとともに「全英オープン」の出場権を手にし、「タイのプレーヤーとして初めてメジャーを取りたい」と夢を語るジャズがそろえる14本は、ピン、テーラーメイド、キャロウェイ(オデッセイ)、ミズノ、タイトリストの5メーカーが混在。1本1本に対するこだわりがうかがえるセッティングだ。

ミズノ製のアイアンは、2018年発売の米国限定モデル「JPX 919ツアーアイアン」。ブルックス・ケプカの「全米オープン」連覇(17、18年)を支えた「JPX 900ツアーアイアン」の後継モデルで、昨年10月の米国ツアー開幕戦「セーフウェイオープン」で初優勝したケビン・ツエー、欧州ツアー2勝のエディ・ペパレルら複数の海外選手が使用している。

<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:ピン G400 ドライバー(8.5度)
※シャフト:三菱ケミカル TENSEI CK オレンジ ウッドシャフト(60-TX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M2 TOUR フェアウェイウッド (T3 13.5度)、キャロウェイ エピックフラッシュ サブゼロ フェアウェイウッド(5番18度)
ユーティリティ:キャロウェイ X フォージド UT アイアン(24 度)
アイアン:ミズノ JPX 919 ツアーアイアン(5番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザイン SM7 ウェッジ(50度、54度)、タイトリスト ボーケイデザイン ウェッジ プロトタイプ(60度)
パター:オデッセイ オー・ワークス パター #1W
ボール:タイトリスト プロV1ボール

2019年 SMBCシンガポールオープン