夏場に投入タイトリスト最新ウッド 幡地隆寛の国内2勝目の優勝ギア
◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 最終日(29日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)◇曇り(観衆3906人)
第54回大会の優勝者にその名を刻んだのは、最終日「65」で1打差を逆転した幡地隆寛。クラブは、国内ツアー初タイトルを獲得した5月「関西オープン」から2本のウッドが一新していた。
いずれも7月「セガサミーカップ」から投入したという、契約先であるタイトリストの2024年モデル。1Wは22年発売の「TSR4」から「GT4」に、3Wも同年モデルTSR2」から「GT3」に切り替えた。
ともに「テスト段階で、すごくいい数字が出ていた」という最新作。1Wに関しては「前まではすごく弾きが強い印象があったけれど、ニューモデルは(フェースに)引っ付く時間が長く感じる。僕の中では操作性が高くなったという印象があります」と性能を評価。
「あまり得意じゃない」という3Wについては「感触的にはあまり変わらず、しっかり強い球が出ていた」ことでバッグに収まり続けている。
新作ドライバーを手に臨んだ大会恒例の「ドライビングコンテスト」は335.3ydで5位と連覇を逃したが、大会では「すごく貢献してくれた」とコメント。一方で、最も支えとなったクラブは長く愛用する19年モデルのアイアン「620MB」を挙げた。
<最終日のセッティング>
ドライバー:タイトリスト GT4(10.8度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(7X)
グリップ:ゴルフプライド
フェアウェイウッド:タイトリスト GT3(3番16.5度)
シャフト:VENTUS BLACK(7X)
ユーティリティ:タイトリスト U505 ユーティリティアイアン(2番)
シャフト:VENTUS BLACK HYBRID(10TX)
アイアン:タイトリスト620MB(4番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(52、56度)、SM10ウェッジワークス(61度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー
パター:スコッティキャメロン ファントムX 11S ツアープロトタイプ