今季から契約フリーでLIV参戦 香妻陣一朗が選んだ14本
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタ 最終日(25日)◇芥屋GC(福岡)◇7274yd(パー72)◇曇り(観衆9686人)
単独首位から出た香妻陣一朗が、小斉平優和とのプレーオフを制してツアー通算3勝目を挙げた。クラブ契約がフリーになった今年、初めての優勝となった。
クラブはキャロウェイ製が多くを占め、ドライバーは「パラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド) MAX」を使用する。主戦場をLIVゴルフに移した今シーズン、2月の開幕戦「マヤコバ」と第2戦「ラスベガス」を終えて、飛距離で劣る海外選手と渡り合うために精度と安定感を求めての変更だった。
「単純にスピン量と初速が最も自分に合っていたのが替えた一番の理由。色んなメーカーさんに協力してもらって、色んなクラブを試打した」と、多くのデータを元に厳選した一本を使い続けている。
3カ月ぶりの国内ツアー出場となる今週は、「距離も長くない。下のクラブを厚めにして臨もう」と決めて、ウェッジ4本(50、54、58、60度)の構成で組んだ。毎試合コースの状態によってセッティングを変えるタイプで、グリーンの硬さにも対応できるように2セットずつ持ちこむのが香妻流だ。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド) MAX(9度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE
グリップ:エリートグリップ
フェアウェイウッド:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX(3番13.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE (重さ70g台、硬さX)
アイアン:キャロウェイ X FORGED(4番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー
ウェッジ:キャロウェイ OPUS(オーパス)(54度)、キャロウェイ JAWS RAW(50度、58度、60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー
パター:オデッセイ ミルドコレクション TX パター #6M$
ボール:スリクソン Z-STAR ボール