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ハイブリッドからウェッジに変更 小技重視の金谷拓実の優勝ギア

2020/11/24 09:00


◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(22日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)

構えたら、さっと打つ。金谷拓実のスイングには躊躇がない。ショットを曲げて、一瞬顔をしかめても、すぐに前を向いてズンズンと歩き出す。まるで未来にしか興味がないといった風情だ。大学4年の22歳。その進む先にはどんな景色が広がっているのだろうか?

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宮崎フェニックスCCでの戦いは、けっして万全の状態だったわけではない。フェアウェイキープ率は4日間トータルで57.1%(24位)。ショットを左に曲げるミスが多かったが、パーオン率は72.2%(17位)で、4日間でボギーをわずか4個に抑えてパーキープ率は堂々1位(94.4%)。マネジメントと勝負どころの集中力、さらにサンドセーブ率の高さ(11分の9)が光っていた。

クラブセッティングで興味深いのは、ウェッジが52、58、60度の3本構成になっていること。「基本的に60度を使うのはグリーン周りだけでフルショットすることはない。バンカーショットや球を上げないといけないときに使います。58度はそんなに球を上げなくてよい場面や、80yd、90ydのフルショットで使う」という。今週はその構成が見事にハマったといえるだろう。

3本構成になったきっかけは、2019年に出場した「マスターズ」と「全英オープン」。「昨年、メジャー大会に出場したときにショートゲームの重要性を考えさせられて、ウェッジをもう1本増やしたいので、ハイブリッド(ユーティリティ)を1本抜いた」と、小技重視のセッティングに移行した。アマチュアでのツアー優勝(「三井住友VISA太平洋マスターズ」)は、その直後に訪れた。

女子の人気に押されがちな男子だが、「自分たちはプレーで見せることが仕事。ただただ一生懸命、プレーで頑張りたい」という。最近は記者とのやり取りの中で、必ずひと笑いを取るようになった頼もしい次世代のエースだ。

<使用ギア一覧>
ドライバー:ピン G410 プラス ドライバー(ロフト9度)
シャフト: UST マミヤ ジ・アッタス(重さ70g台、硬さS、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ピン G410 LST フェアウェイウッド(3番14.5度)
ユーティリティ: ピン G410 ハイブリッド(19度)
アイアン: ピン G710アイアン(21.5度)、ピン i210 アイアン(5番~W)
ウェッジ: ピン グライド フォージド ウェッジ (52、58、60度)
パター:ピン シグマ2 アーナ パター
ボール:ブリヂストンツアーB Xボール

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