週刊GD

究極のスウィング&リズムは“グリップ”から始まる

2013/04/26 22:38

「週刊ゴルフダイジェスト」特集「みんなのお手本 アヤコさんのリズムを盗もう。」(5月7・14日号)より

岡本綾子のグリップ。「握りの力加減は、強からず、ゆるからず」だという

クラブと体の唯一の接点であるグリップが許容範囲から逸脱してしまえば、スウィングリズムにも影響を及ぼす。

「グリップで一番大切なのは、アドレス時の形がトップ、インパクト、フィニッシュを通じて終始ゆるまないこと。それさえできていれば、握り方そのもの(形)は自分に合ったものでいい」と岡本綾子は話す。

とはいえ、それは限度の範囲内であることが大切だ。たとえば、左手の握り方。岡本綾子は、左手人差し指と親指が作るV字が、自分のアゴを差すスクェアグリップだが、右肩を差す程度のストロングまではOK。しかし、V字が右肩よりもさらに右を差すようなグリップは、スロトングの度合いが強すぎ。その場合は矯正の対象となる。

右手でいえば、人差し指と親指の間にシワを寄せるようにキュッと締め、ピストルの引き金を引くような形を作って握れと、岡本綾子は説く。