週刊GD

腕を振ったら“体重移動”がわかったぞ!?

2013/03/13 10:00

「週刊ゴルフダイジェスト」(3月26日号)より

リズムに乗って大きく腕を振って行こう。くれぐれも腕に力を込めてしまわないように。ひざを止めて腕だけ振っても意味がないから注意が必要だ

「プロのような左足1本できれいに立てるフィニッシュがとれない」と感じている人は、スウィングの際の体重移動が足りない人だ。しっかりした体重移動ができれば、フォローから体重が左足に乗ってきれいなフィニッシュがとれるもの。バランスよく振り切れた証拠でもあり、ショットの成功率も高くなる。いいことづくめなのだ。

では、どのようにすればいいのか。江連忠のスウィング理論を駆使しアマチュアからツアープロまで指導するインストラクター・米田貴プロが解説してくれた。その中からひとつのポイントを紹介しよう。

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フィニッシュが悪いからといって、フィニッシュそのものを直そうとしてもなかなか直るものではありません。動きが悪くなってしまう原因は、その前の段階にあるからです。

十分な体重移動を行ってフィニッシュをピタリと決めるためには、まずは左足にしっかりと踏み込んだインパクトを迎える必要があります。そして、そのためには、トップ、バックスウィングが適正でなくてはいけないのです。

フィニッシュがとれない、というアマチュアのスウィングには、いくつかのタイプがありますが、今回は「腕の振りが不足しているタイプ」について見てみましょう。このタイプは、体の動きが硬く、トップが浅い(クラブが立っている)のが特徴。体が固く肩関節が動かない、手首のコックを使わず体のターンだけで打とうとしている、などの傾向があります。

すると、ダウン以降のヘッドの助走距離が短くなり、インパクトまでにフェースが戻り切らないため、下半身の動きを止めて手でフェースを返そうとしてしまう。その結果、体重移動が疎かになって、フィニッシュが取れなくなるというわけです。

これを直すには、積極的に腕を振ることが大切。手首を柔らかく使い、体の動きで腕を揺らすことができれば、トップも深くなって、自然にフェースがターンします。そうすれば、下半身を止めることもなくなり、体重移動がスムーズになるのです。

いいドリルがあります。ひざの上下動に合わせてシャドースウィングするドリルです。クラブを持たずに足をそろえて両手を右サイドに振り上げたら、ひざを曲げる動きに合わせて脱力して腕を下します。そして今度はひざを伸ばす動きで腕の振りを加速させて左サイドに振り上げていきます。こうしたひざの動きに合わせて腕を左右に振る感覚をスウィングに取り入れてください。

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今年こそはもっと飛ばしたい! というアマチュアは、ぜひ参考にしてみてはいかがだろう。