週刊GD

ちょっとした空き時間でゴルフが上手くなる方法!?

2013/01/15 16:00

「週刊ゴルフダイジェスト」(1月29日号)より

『新橋立ち』では「水をすくう時のわきの締まり具合もポイント」と青山プロ

「どんなに忙しくても、24時間机に向かっているわけじゃない。移動中だって、昼休みだって、いくらでも上手くなれる。練習場で球を打つだけが練習じゃないんだ」と話すのは、“ゴルフ新橋流”を提唱する青山薫プロ。

日常のわずかな空き時間でも上手に利用すれば、忙しいサラリーマンでも短期でゴルフが上達できるという特集が誌面で展開されている。その中から青山プロがすすめるお役立ちポイントを紹介しよう。

「たとえば、ドライバーが曲がる、アイアンでダフる。これは頭の動きすぎが原因。みんな動いてないつもりでも、打つときはけっこう動いている。そういう人は『頭を壁につけてシャドースウィング』すると違和感があるはず。でも、それが正しい動き。頭をつけるとトップも小さくなるけど、ミート率が上がるから十分に飛ぶんだ」

このドリルを繰り返すことで、頭を動かさない振り方が徐々に体に染み込こんでくる。

ほかにも、洗顔の際にアドレスの姿勢を意識する『新橋立ち』や、切り返しのタイミングが身につく歩く『新橋歩き』などもおすすめだ。

■ 顔を洗う姿勢を意識する『新橋立ち』

両手で水をすくうときの姿勢に、いいアドレスの要素が詰まっていると青山プロ。「ひざが軽く曲がり、状態は自然に前傾、水をこぼさないようにわきを締める。理想的な構えです」

■ 変則歩きで切り返しのタイミングを磨く『新橋歩き』

歩くときに、左足と左腕を同時に振り出す“変則歩き”をし、左足が地面に着地した後、一瞬の間をおいてから左腕が下りるようにする。「左足を踏み込んだ瞬間は、腕はまだ下ろさずガマン。このタイミングを覚え込ませると、下半身リードが身について、手打ちが直るんだよ」

さすがは“新橋流”師範代の青山プロ。これならちょっとした時間をみつけてすぐ実践できる。さっそく試してみよう!

●青山薫
1952年生まれ。茨城県出身。183cm、90kgと大柄でいかつい風貌ながら人柄は温厚。ゴルフ雑誌はもちろん、TVのレッスン番組などでの優しく噛み砕いた教えでアマチュア信頼が厚い。石川遼を幼少期に教えたことでも知られる。2009年レッスン・オブ・ザ・イヤー。