今季好調の柏原明日架が4週間で113ランクの急上昇

11日付の女子世界ランクが発表され、世界の主要ツアーで唯一「マスターズ」週に開催された国内女子「スタジオアリス女子オープン」を制した菊地絵理香が、8ランクアップで62位に浮上した。1ランク下げた横峯さくらの69位を上回り、日本人選手6番手となった。

同大会で2位に入った鈴木愛も世界71位へと8ランク上げた。大会7位の柏原明日架は今季6戦で4度目のトップ10フィニッシュで91位に浮上。まだランキング対象試合への出場が33試合と他の選手の半分程度で平均ポイントへの跳ね返りが大きく、この4週間で113ランクもジャンプアップしてきた。

試合の出場がなかった世界ランク上位5人に変動はなし。ただ、週が進んだことで、過去2年間の獲得ポイントの反映率が変動し、前週8位のチョン・インジが6位、前週6位のジャン・ハナ（いずれも韓国）が8位で入れ替わった。熾烈を極める韓国の五輪代表枠争い(上位4選手)は、ジャンが4番手に留まったことで前週同様。イ・ボミは1ランクアップの世界14位となったが、依然として韓国8番手だ。