前年Vの米国男女が首位発進 日本は男子2位、女子4位につける
◇2017 トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAL 初日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県豊田市)◇男子6843ヤード(パー71)、女子6130ヤード(パー72)
世界各地の予選を勝ち抜いた男子15チーム、女子9チームによるジュニアゴルフの国別対抗戦が13日(火)に開幕した。団体戦では男女ともアメリカが首位スタート。日本は男子が4打差の2位、女子は5打差の4位で初日を終えた。
男子団体は、出場4人中上位3人のスコアを採用。前年優勝のアメリカは3人がアンダーパーをマークしてチームスコアを6アンダーとし、2位に4打差を付ける好スタートを切った。
日本男子は、植木祥多(埼玉栄高3年)と米澤蓮(盛岡中央高3年)が1アンダー「70」、関藤侑嗣(広島国際学院高3年)がイーブンパーの「71」で回り、2アンダーの2位につける上々の滑り出し。日本と同じ2位にタイ、さらに1打差の4位にはフランスがつけている。
3人がプレーして上位2人のスコアを採用する女子も、前年優勝のアメリカがチームスコアをイーブンパーとして初日首位に立った。
日本女子は、2バーディ2ボギーで回った西村優菜(大阪商業大学高2年)が「72」でトップスコア。古江彩佳(滝川第二高2年)が「77」、佐渡山理莉(沖縄県立名護高2年)が「80」と苦しんだものの、チーム合計5オーバーで4位につけた。2日目以降に巻き返しを狙う。アメリカと1打差の1オーバー2位には、オーストラリアとイタリアが並んでいる。
男子個人は、6バーディ2ボギーの「67」で回ったアメリカのフランク・チャパンが4アンダーで首位に立ち、日本勢は植木と米澤が1アンダーで6位。女子個人はイタリアのベネデタ・モレスコが2アンダーでトップ。日本勢は西村が2打差で5位につけている。
6大陸、65を超える国と地域が予選に参加した大会の本選。16日までの計4日間で争われる。