トヨタジュニアW杯に挑む 日本選手団7人の素顔
6月13日開幕の「2017トヨタジュニアゴルフワールドカップ」(愛知・中京GC石野C)に出場する日本選手団が15日、都内で記者会見を行った。男女ともにタイトル奪還を意気込む大会。15~18歳の出場選手7人は、それぞれ大会への抱負を語った。
<男子代表>
三田真弘(代々木高等学校1年)
2016年の「日本アマチュア選手権」で5位、同年の「全国中学校選手権」では優勝を果たした。今回のチーム中では最年少の15歳。「ショットの精度には自信がある。年下ですが、チームに貢献するプレーをして団体優勝を果たしたい」と威勢よく目標を掲げた。
植木祥多(埼玉栄高等学校3年)
「ゴルフを通じて全国に友達ができるのがゴルフのいいところ」という植木は、2016年「関東ジュニア選手権」 男子15歳~17歳の部で優勝。同年「関東高等学校選手権」では 個人4位、団体優勝の成績を残した。「最後まで諦めず、団体戦で優勝するのが目標。同世代の選手との交流も楽しみたい」と抱負を語る。
米澤蓮(盛岡中央高等学校3年)
2016年「東北ジュニア選手権」優勝、2017年「日本韓国チーム対抗戦」団体優勝。自ら「調子に乗りやすいタイプ」といい、チームのムードメーカー的存在だ。もちろん目標は優勝。「ゴルフは苦しくても一打で流れが変わる時がある。最後まで諦めずに頑張りたい」。
関藤侑嗣(広島国際学院高等学校3年)
2016年は「広島県アマチュア選手権」と「広島県高等学校選手権」を制した。「4人が団結すれば、必ず世界一になれる」と語り、決意の色紙には“一致団結”と書き込んだ。「米澤くん、植木くんはショットが曲がらず頼もしい存在。三田くんも飛距離が出て、ショットも抜群」とチームを盛りたてる。
<女子代表>
西村優菜(大阪商業大学高等学校2年)
2016年「全日本女子パブリックアマチュア選手権」で優勝。同年の「日本女子オープン」ではプロ顔負けのプレーで堂々の6位に入ってみせた。「飛ぶ方ではないので、ショットの精度を高めたい。試合までにしっかりと準備して、自分の力を出し切りたい」。
佐渡山理莉(沖縄県立名護高等学校2年)
日本選手団では唯一の今大会出場経験者で、昨年は個人で3位、団体2位に入った。また、2016年の「日本女子アマチュア選手権」でも5位に入った。「プレッシャーがかかったり、ギャラリーの前でプレーしたりするのがゴルフの醍醐味。去年は最年少で自分のプレーに集中することだけ考えた。今年は海外の選手との会話も楽しみたい」と語り、頼もしい。
古江彩佳(滝川第二高等学校2年)
2016年は「関西高等学校選手権」などで優勝。「まっすぐ打てるようになって好きになった」と、得意クラブにドライバーを挙げた。「授業中でもずっと笑っている」と語るほど明るいキャラクターだが、人見知りな一面もあるという。プレー以外では「頑張って外国に友達を作りたい」がチャレンジになる。