米国男子ツアー

プーマゴルフ バイオドライブゴルフシューズを発表

2014/11/30 11:46
プーマゴルフのニューモデル。米国で12月中旬に発売予定(Puma Golf)

ゴルフシューズは、今や地元コースの短い芝の上を歩くためだけのものではない。新たなデザインと素材が採用されたプーマの新バイオドライブは、スポーツジムでも着用できるシューズだ。

ゴルフフィットネス専門家であり、コブラプーマの親善大使を務めるジョーイ・D・ジョヴィサルヴィは、バイオドライブについて、「どのレベルのゴルファーにとっても、コース、そしてジムでのトレーニングは重要。今回のシューズは、スイングの際に地面をしっかりととらえられ、またジムでも着用できる優れもの。生物力学の観点から見ても、ベストパフォーマンスを発揮するのに欠かせない柔軟性、安定性、バランスを生み出してくれる」と語る。

今回のシューズは、柔軟性、安定性、バランスを高める3つの特殊なゾーンから成りたち、パフォーマンスゾーンと呼ばれるソールは、前足、中足、かかとの3つに分かれている。

前足部分には、柔軟性と地面接地性、そしてトラクションを向上させるため、八角形型のポッドが間隔を空けて複数個付けられている。中足にある軸が“ねじれ運動”を支えてバランスを改善させ、かかと部分に4つの八角形ポッドを取りつけたことで、より安定した土台の実現に成功した。

プーマゴルフのフットウェア部門代表を務めるグラント・ヌードソンは、「バイオドライブは、文字通りゼロから作り上げた製品。アウトソールの3つのゾーンであるかかと、中足、前足に着目し、すべてのパーツがゴルファーにとって快適性、フィット感、柔軟性、そしてバランスを改善するのに重要と考えた」とコメント。

バイオドライブは、見た目こそ運動用のシューズに見えるが、アウトソール部分はゴルフコース用に設計されている。アウトソールには10個の八角形型パーツが着けられ、130箇所でトラクションを生み出す。八角形型のパーツは表面が広くデザインされているため、屋内、滑らかな地面、そしてゴルフコースを含むあらゆる環境でトラクションを生み出せる。

カーボンラバー製のアウトソールにより、高いグリップ性と耐久性を実現したほか、シューズ全体をTPU素材で包んだことにより、保護性と耐久性を改善させた。

また、バイオドライブには軽量防水加工を施したリップストップメッシュをアッパー部分から全体に施し、快適性を高めている。

バイオドライブは12月15日から米国で販売開始予定。カラーは4種類から選べる(ストロングブルー/ピーコート/フルーロイエロー、ブラック/タービュランス/プーマレッド、トレッドウィンズ/ホワイト/ヴィブラントオレンジ、ブラック/ホワイト/タービュランス)。価格は140ドルとなっている。