コリン・モリカワの最新WITB「Qi35 LSは芯で当てやすい」
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもカリフォルニア州、パー72)
テーラーメイド契約選手の中でいち早く新ドライバーにスイッチしたコリン・モリカワ。彼の最新クラブセッティングを撮影したので、その中身をひも解いてみよう。
選んだモデルは「Qi35 LS」。ここ数年、新作クラブへのスイッチに慎重だったが、今回の決断は早かった。「そうだね。今回はすごく自分にハマったんだ。正直に言うと今まではミスしたときにトウヒットが多かったけど、今回のはしっかりとセンター(芯)でヒットできる。フェースの中心で球をとらえるのがすごく簡単なんだ」。“リモコンフェード”と称される正確無比なショットを支えている。
「打感は限りなく前作(Qi10)と近いけど、ちょっと音が高くなったかな。あとはほんのちょっと打感が柔らかくなった気がするよ」。同社のカーボンフェースも4代目となり、プロが納得する打感、打音に進化しているようだ。
ドライバー以外で昨年からの変更はなし。長期政権となるチタン製フェアウェイウッド「SIM」(3番)、ツアーで大人気の「Qi10コア」(5番)のコンビは安定感抜群。4I「P770」、5~6I「P7CB」、7I~PW「P730」のコンボセットも健在だ。ウェッジも50度、56度、60度の3本体制。「TP ソト」パターには、ディアマナのカーボンシャフトが挿さる。
ことしの初戦「ザ・セントリー」では、松山英樹に逃げられ惜しくも2位だったが、調子の良さを感じられた試合だった。今季のメジャー通算3勝目なるか。
<コリン・モリカワの14本>
ドライバー:テーラーメイド Qi35LS(9度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ D-Limited(重さ60g台、硬さTX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM(3番14度)、テーラーメイドQi10(5番18度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ D-Limited(重さ80g台、硬さTX)
アイアン:テーラーメイドP770(4番)、P7MC(5、6番)、P730(7番~PW)
シャフト:トゥルーテンパーダイナミックゴールド(X100)
ウェッジ:テーラーメイド MG4 (50、56度)、MG4 TW(60度)
シャフト:トゥルーテンパーダイナミックゴールド(S400)
パター:テーラーメイド TP コレクション HYDRO BLAST ソト
ボール:テーラーメイド TP5