キャロウェイ マーベリック1Wの440㏄モデルを発見
2020/02/27 07:30
◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 事前情報(26日)◇PGAナショナル・チャンピオンコース(フロリダ州)◇パー70(7125yd)
キャロウェイゴルフは1月に新シリーズ「マーベリック」を発表した。1Wはスタンダードモデルと、サブゼロを2月に市場にリリース。そしてMAXが4月に発売予定。ただし、USGAの適合ヘッドリストにはさらに「Mavrik 440」というモデルも掲載されている。ヘッドが上記3機種よりも小ぶりなモデルをPGAツアー会場で発見した。
スタンダードとMAXのヘッド体積は460㏄、サブゼロは450㏄だが、今作はその名の通り440㏄以下。ネックに弾道調節機能が搭載され、ソールの着脱式のウェートはサブゼロと同じ位置に2カ所ある。
マーベリックは前作の「エピック フラッシュ」シリーズに搭載された、AI解析でつくられた「フラッシュフェース」を踏襲しているが、「マーベリック」はヘッドのモデルごとにフェースが異なる。つまり今回の「440」にも、専用のフェースがつくられているということ。そのため、現段階ではツアーにおいても品数が限られている。
まだ米国で少数の契約プロの手にわたったところで、日本には入ってきていない。石川遼は今週の「ザ・ホンダクラシック」の会場でメーカーから支給された。事前練習でさっそくテストし、「結構いい感じ。1本のクラブとして、ものすごく良いクラブだと思いました。すごくシャープで形は今風。ひと昔前の感じはしない。小さいヘッドに最近の“弾き感”やテクノロジーが詰まっている」と好感触を得た。さっそく試合で使う可能性もある。